文/寒川あゆみ
毛穴悩みは場所や特徴によってケアの仕方が違います!
毛穴が悩みといっても、見え方や感じ方は様々。また原因も異なるので、それぞれのお悩みに合わせたケアが必要です。
・頬の毛穴の開き(10代~20代)
うるおい不足による乾燥から毛穴が開いて目立ちやすい
・頬の毛穴の開き(30代以降)
うるおい不足による乾燥や、皮膚がたるんで毛穴がしずく型に見えることで、毛穴が目立ちやすい
・鼻まわりの毛穴の開き
もともと皮脂分泌が多いとされるエリア。乾燥から守ろうと皮脂分泌を繰り返して毛穴が開き、テカリに繋がりやすい
・鼻やあごまわりの毛穴の白い皮脂づまり、角栓
日々の洗顔の仕方や乾燥によって皮脂分泌が盛んになり、皮脂が停滞している可能性がある
・鼻やあごまわりの毛穴に黒い皮脂づまり
日々の洗顔の仕方や乾燥で皮脂分泌が盛んになり、停滞した皮脂が酸化して黒くなるといわれている
悩みに合わせて正しい毛穴ケアを!
ポイント1:日々のクレンジング、洗顔
メイク汚れや汗、皮脂汚れなどが肌の表面や毛穴に残っていると、汚れが酸化して黒く見えたり、ニキビ・吹き出物などの肌トラブルを招いたりする可能性があります。毛穴ケアの一環として、日々のクレンジングや洗顔を見直してみましょう。
1.クレンジングを少し多めに手に取ります。
2.顔全体に広げ、指の腹を使って優しくなでるようになじませて汚れを浮かせます。力を入れてこすらないように注意しましょう。
3.メイクにクレンジングがなじんだら、洗い残しがないようにしっかりすすぎます。
4.泡立てネットなどを使って洗顔料をしっかりと泡立てます。
5.泡を顔全体に広げ、泡を潰さず、肌と手が触れないように洗いましょう。
6.洗い残しがないようにしっかりすすぎます。
ポイント2:うるおいを補う
どの毛穴の悩みにも共通する要因は「乾燥」だといえます。きちんと化粧水を塗っているつもりでも、「意外と量が少なかった」「なんとなくつけているだけできちんと肌に浸透していなかった」ということも多いもの。
乾燥毛穴をケアするためには、化粧水の使い方を見直して、肌にしっかりとうるおいを届けしましょう。
1.コットンに化粧水をたっぷり含ませます。
2.こすらない程度に顔全体にサッと広げます。
3.指の腹でコットンを軽くおさえ、肌の内側に化粧水を届けるようなイメージで全体に繰り返しなじませます。
4.新たなコットンもしくはきれいな面に化粧水を含ませ、3と同様、指の腹でコットンを軽くおさえて全体に繰り返しなじませます。
肌がひんやりしてくる程度を目安に、化粧水をなじませましょう。
悩みに合わせてスキンケアをチョイス
スキンケア選びでは、悩みに合うものをチョイスすることが大切です。
・頬の毛穴の開き(10代~20代)
・鼻まわりの毛穴の開き、テカリ
・鼻やあごまわりの黒い皮脂づまり
毛穴の引き締め、皮脂分泌をコントロールする成分が配合された化粧水・美容液・シートマスクを使うのがおすすめです。
・頬の毛穴の開き(30代以降)
肌のハリや弾力を高めるための保湿成分や、フラーレン、エイジング成分が配合された化粧水・美容液・シートマスクを使うのがおすすめです。
毛穴ケアを見直してファンデ要らずの肌に
正しい洗顔やスキンケアにより素肌が整えば、ファンデーションを塗らなくても十分きれいなお肌に見えるはず。
毎日のケアを見直して、ノーマスク・ノーファンデでも自信の持てる肌を目指しましょう。
©︎mits/PIXTA(ピクスタ)
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty