文/SERINA
意外と間違えやすい? トリートメントをするタイミング
トリートメントを塗布するタイミングは、シャンプーのあと。そのため、トリートメントしてから、リンスorコンディショナーの流れになります。
リンスやコンディショナーは、髪をコーティングしてくれる役割があるため、この順番でケアするのがベスト! しかし、トリートメントだけで髪の手触りがよくなれば、リンスやコンディショナーはカットしてもよいでしょう。
サロン級の効果を引き出したい! 美容師直伝「トリートメントの使い方」
1.まず髪の水分をしっかり取りましょう。
タオルで水分を拭き取るのがおすすめです!
2.洗い流すトリートメントは毛先から塗布します。
まずは毛先にしっかりつけましょう。基本的にトリートメントは頭皮ではなく、髪に塗布するもの。髪で一番傷みやすいのが毛先なので、毛先からケアしていくことをおすすめします。
あとは根元につかないように、傷みが気になる部分に塗布しましょう。
3.コームでとかします。
ウェット用のブラシ、または粗めのコームを使って、髪が絡まないように優しくとかしましょう。
コームでとかすことで、トリートメントが均等に浸透しやすくなります。また、塗り漏れを防ぐこともできるので、トリートメントの効果が実感しやすくなります。
4.時間を置いてから、洗い残しがないようにしっかり流しましょう。
トリートメントによって時間は異なりますが、長くて3~5分程度待つものがほとんど。もしくは、髪を触ってみて滑らかになっているのを感じられたら、洗い流していいでしょう。
トリートメント効果を高めるために! 誰でもできる美髪の裏技
洗い流すトリートメントにアウトバスオイル(洗い流さないもの)をプラスしてみてください。少し足すだけで、仕上がりのしっとり感がさらにアップしますよ。
ここでの洗い流さないトリートメントは、“オイル”を選ぶのがおすすめ! ただ、洗い流さないオイルでもスタイリング剤として使うオイルは避けましょう。
また、つけすぎるとベタつくので注意してくださいね。ベタつきを感じたら、軽くシャンプーするとよいでしょう。
美髪が遠ざかる「トリートメントケア」の注意点
まず、トリートメントケアを毎日することはおすすめしません。
特に、お伝えしたオイルをプラスするテクニックはテクスチャーがさらに重たくなるので、毎日続けることで髪がぺたんこになってしまうことも。髪の状態によって差はありますが、特別な日の前日や週1~2くらいの頻度でケアするのがおすすめです。
そして、特に気をつけたいのが、トリートメントを“根元につけない”こと。これだけは絶対に注意してください!
頭皮用トリートメントでないのに頭皮につけてしまうと、頭皮が詰まったり、ベタつきの原因になることも。頭皮の状態が不健康だど髪質も変わりにくいので、トリートメントは毛先中心に塗布するようにしてくださいね。
少し意識するだけで、お家で使っているトリートメントでも髪質改善が可能に! いつでもサロン帰りのツヤ髪になるために、トリートメント習慣を見直してみては?
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