睡眠時はふんどしが一番! スムーズなお通じのための温めグッズ

ビューティ
2016.11.21
健康な腸を手に入れるため、腸のスペシャリストが提案するのは、腸内細菌が健やかに育つよう環境を整える“育菌”にシフトすべし、ということ。

腸にダイレクトに影響を及ぼす飲食はもちろん、実は自律神経を整えることもとっても大切。

自律神経のバランスと、腸の働きにはとても密接な関係がある。すべての臓器や筋肉の動きをコントロールしている自律神経には、交感神経と副交感神経があるが、ほとんどの人はストレス過多な生活で、交感神経優位に傾きすぎ。

「副交感神経が優位の時がちゃんとないと、腸のぜん動運動が促されず、排便もスムーズにいきません。また、日中イライラすることが多かったり、短気な人は、交感神経が過剰で、便秘の人が多いという傾向もあります」

と医学博士の小林暁子さん。自律神経のバランスが悪いと便秘になりやすく、腸内環境は悪化しやすい。そのため、全身へ送られる血液は汚れてしまい、肝臓など他の臓器にも悪影響を及ぼし、体内は栄養不足、酸素不足で冷えてしまう、という悪循環に陥る。

「改善には、深い呼吸をして副交感神経をアップさせたり、カラダを温め、緩めたりするのが効果的」

というわけで、緩めて、温めるに役立つ、おすすめアイテムをご紹介します。

睡眠時はふんどしが正解。

睡眠時はふんどしが正解。
カラフルなふんどし。

鼠径部の圧迫がないふんどしは、睡眠時の全身が緩まる。ゴムを一切使わず、素材はダブルガーゼなので、肌あたりも快適。ふんどし初心者向き。パンツのようなふんどし各¥1,980(しゃれふん http://sharefun.jp)

使い勝手のいいお灸。

お灸。

お灸。

火を使わず、はるだけで気持ちの良い温熱効果が3時間続く。お腹まわりにはれば、血行が改善され、じっくりお腹が温まる。火を使わないお灸 太陽(30個)¥2,200(せんねん灸 https://www.sennenq.co.jp/shop/)

手放せなくなる柔らかさ。

冷え対策に。

冷え対策に。

多くの臨床データや商品テストの結果を踏まえて完成した、天然シルクで作った冷え対策アイテム。手洗い可能なのも嬉しい。「おひさまのぬくもり」ネックウォーマー¥2,800(プレマ http://www.binchoutan.com)

コットンガーゼで足を包む。

足カバー。

足カバー。

医療用の脱脂綿とガーゼで作った、肌に優しい足カバー。膝あたりまでをすっぽりカバーして、就寝中の足の冷えを防止。優れた吸水性と吸湿性で蒸れずに温か。あしふくろ¥4,000(パシーマ http://pasima.com/)

こばやし・あきこ 医学博士、「小林メディカルクリニック東京」院長。便秘外来を中心に、内科や皮膚科などと連動させ総合的なアンチエイジング治療を展開。商品開発も行う。

※『anan』2016年11月23日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE/商品)  取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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