腸にダイレクトに影響を及ぼす飲食はもちろん、実は自律神経を整えることもとっても大切。
自律神経のバランスと、腸の働きにはとても密接な関係がある。すべての臓器や筋肉の動きをコントロールしている自律神経には、交感神経と副交感神経があるが、ほとんどの人はストレス過多な生活で、交感神経優位に傾きすぎ。
「副交感神経が優位の時がちゃんとないと、腸のぜん動運動が促されず、排便もスムーズにいきません。また、日中イライラすることが多かったり、短気な人は、交感神経が過剰で、便秘の人が多いという傾向もあります」
と医学博士の小林暁子さん。自律神経のバランスが悪いと便秘になりやすく、腸内環境は悪化しやすい。そのため、全身へ送られる血液は汚れてしまい、肝臓など他の臓器にも悪影響を及ぼし、体内は栄養不足、酸素不足で冷えてしまう、という悪循環に陥る。
「改善には、深い呼吸をして副交感神経をアップさせたり、カラダを温め、緩めたりするのが効果的」
というわけで、緩めて、温めるに役立つ、おすすめアイテムをご紹介します。
睡眠時はふんどしが正解。
鼠径部の圧迫がないふんどしは、睡眠時の全身が緩まる。ゴムを一切使わず、素材はダブルガーゼなので、肌あたりも快適。ふんどし初心者向き。パンツのようなふんどし各¥1,980(しゃれふん http://sharefun.jp)
使い勝手のいいお灸。
火を使わず、はるだけで気持ちの良い温熱効果が3時間続く。お腹まわりにはれば、血行が改善され、じっくりお腹が温まる。火を使わないお灸 太陽(30個)¥2,200(せんねん灸 https://www.sennenq.co.jp/shop/)
手放せなくなる柔らかさ。
多くの臨床データや商品テストの結果を踏まえて完成した、天然シルクで作った冷え対策アイテム。手洗い可能なのも嬉しい。「おひさまのぬくもり」ネックウォーマー¥2,800(プレマ http://www.binchoutan.com)
コットンガーゼで足を包む。
医療用の脱脂綿とガーゼで作った、肌に優しい足カバー。膝あたりまでをすっぽりカバーして、就寝中の足の冷えを防止。優れた吸水性と吸湿性で蒸れずに温か。あしふくろ¥4,000(パシーマ http://pasima.com/)