田辺桃子「まさに新感覚」 究極のヌード肌の作り方をプロが徹底解説!

ビューティ
2024.02.25
春に向けて新作のベースメイクアイテムも続々登場。今シーズンのトレンドは、これまでとは一線を画したリアルな素肌感とノイズのない涼やかな透明感。それらを叶える最新アイテム&テクニックを、田辺桃子さんとKUBOKIさんがナビゲート。

ナチュラル素肌感ベース

今シーズンまずマスターすべきは、新たな“素肌感”の作り方。質感までこだわって、究極のヌード肌に。

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田辺桃子さん(以下、田辺):健康的な肌が好きだから、ツヤすぎずマットすぎずの今季のナチュラルな質感はとても好み。

KUBOKI:ここまで素肌に溶け込むニュートラルな質感って、なかったよね。“素肌感”というより、もはや“素肌”。スキンケア後のようなみずみずしい肌とも違う、セミマットな質感が新しい。

田辺:でも、セミマットって陰影がつきにくくて、あれこれしないとのっぺりしてしまいそうな気がして。自分でするにはちょっとハードルが高い印象です。

KUBOKI:下地でしっかり潤いの土台を作っておけば、セミマットのファンデーションを重ねても内側から光るような立体感を演出できるからおすすめだよ。

田辺:なるほど! 確かに今日試した下地も、美容液みたいにしっとり潤って心地よかったです。

KUBOKI:今までは肌の色や質感を補正してナンボだったけど、最近は肌のコンディション自体が整うものが増えているよね。

田辺:セミマットのファンデーションをつけても、まったく乾燥する感覚がなかったです。

KUBOKI:さらにフェイスパウダーで輪郭をマットにすることで、質感による引き締め効果が生まれて、あれこれせずとも自然な素肌感と立体感が叶うんです。

下地

セミマットなヌード質感を作るには、日中も潤いを持続するスキンケア下地で肌をツヤやかに整えることが何よりも重要。

みずみずしくピュアな桃肌になれるで 賞

【RMK】ルミナス メイクアップベース

Entame

光を透過して理想の素肌に。
肌表面を潤いで満たし、光の反射を駆使してくすみや色ムラ、毛穴の凹凸などの悩みをカバー。「ベタつかずにするすると肌にのび、まるでスキンケアした後のようなみずみずしい肌に。ほどよい血色感を与えてくれる絶妙なピンクカラーも秀逸」(田辺桃子さん)。SPF22・PA++ 30ml¥4,400 3/1発売(RMK Division TEL:0120・988・271)

成分も塗り心地も美容液級で 賞

【SHISEIDO】エッセンス スキングロウ プライマー

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バリア機能にもアプローチ。
ナイアシンアミドとケフィア発酵エキスGLを配合。肌を潤し、毛穴や小ジワが目立たないなめらかな肌に。「美容液のように肌になじんで、透明感となめらかさを格段に高めてくれる新感覚の下地。ナチュラルなうるみはモテ肌の絶対条件」(ヘア&メイク・野口由佳さん)。SPF25・PA++ 30g¥5,280 3/1発売(SHISEIDOお客さま窓口 TEL:0120・587・289)

上品な光沢感のある繊細なツヤ肌になれるで 賞

【Celvoke】エンハンスメント カラー プライマー 03

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カバー&透明感を両立。
真珠のようになめらかに発光するエンハンスメントパールがくすみなどの色悩みを自然に補正。「これを使うかどうかでベースメイクの仕上がりに歴然の差が! 光が当たるとパールが繊細に輝いて、360度どこから見ても美肌に!」(芸人・餅田コシヒカリさん)。SPF43・PA+++ 30g¥4,180 3/1発売(セルヴォーク TEL:03・5774・5565)

ファンデーション

素肌感のあるベースメイクには、セミマットのファンデーションが必要不可欠。粉っぽさなく肌と一体化するテクスチャーと、素肌の潤いが透けるようなシームレスな薄さが今どき肌のカギ。

厚塗り感なくシルキー肌になれるで 賞

【ESPRIQUE】ヌードカバー ロングステイ パクト

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素肌のような透明感をキープ。
フォギーでありながら、素肌の光沢が透けるような仕上がりに。「くすみやすい肌を夜まで明るく保ち、毛穴落ちやヨレも気にならず感動! あと肌のサラリとした感触も心地よく、毎朝のメイクが楽しみに」(モデル、俳優・東咲月さん)。SPF22・PA++全7色 各¥4,180※セット価格*編集部調べ 3/16発売(コーセー TEL:0120・526・311)

洗練された洒落肌になれるで 賞

【LUNASOL】クラリティフロウリクイド

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潤いを秘めたフォギー質感。
しなやかな膜が表情にまで寄り添い、影や凹凸によるくすみを均一にカムフラージュする。「クリームのような保湿感があるのに、塗った後の肌はふんわりフォギー。それでいてきちんと潤っている印象に整うのは、まさに新感覚」(田辺桃子さん)。SPF30・PA++ 全6色 30ml 各¥6,930 3/8発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)

軽やかなつけ心地は春夏肌のお守り 賞

【bareMinerals】ベアプロ 24HR リキッド ファンデーション

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軽いのにハイカバー。
マットフィニッシュでありながら、つけていることを忘れるほどの心地よさ。ザクロ由来エキスを配合し、若々しい肌を叶える。「コンシーラーを使わなくても、ひと塗りで欠点レスの肌に。時間が経ってもパサつかず、マット美肌が持続」(エディター&ライター・松原彩さん)。SPF20・PA++ 全10色 30ml各¥5,940 3/1発売(ベアミネラル TEL:0120・24・2273)

パウダー

フェイスパウダーはルースでもプレストでもOK。パールレスのマット質感で、フェイスラインの引き締め&立体感アップを狙って。

ソフトフォーカス効果で毛穴を隠蔽するで 賞

【DECORTE】ルース パウダー 07

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光を操りコントゥアリング。
シルクのようになめらかなパウダーが肌を包み込み、内側のツヤが透けるようなシースルーマットの肌が完成。「薄づきなのに肌全体の印象を格上げしてくれる。瞬時に毛穴が見えなくなったのには驚き! 乾燥が気になる肌にしっとりなじみます」(田辺桃子さん)。¥6,050(コスメデコルテ TEL:0120・763・325)

テカリやすい肌をサラリと守り抜くで 賞

【PAUL&JOE BEAUTE】プロテクティング フェイス パウダー 02

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肌を整えてUVもブロック。
ひとなでするだけで、陶器のようなつるすべ肌に。汗や皮脂にも強い。「繊細なパウダーが肌にピタリと密着し、毛穴目立ちやテカリを抑えてサラサラ肌をキープ。これからの季節に手放せなくなりそう」(タレント・井上咲楽さん)。SPF50+・PA++++ ¥5,500※セット価格 3/1発売(ポール&ジョー ボーテ TEL:0120・766・996)

MAKEUP POINT

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1、手のひらに下地をなじませたら、スキンケアをする時のように顔の中心から外側に向けて広げる。細かい部分は指の腹を使って。

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2、手の甲にファンデーションを出したら、それをブラシに取って肌に垂直に当てるようにクルクルと磨き塗りを。毛穴にも塗り込んで。

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3、フェイスパウダーをパフに取り、フェイスラインから押し当てるようになじませる。顔の中心部はパフに残った粉で軽く押さえる。

ニット¥37,400(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・5784・1238)

たなべ・ももこ 1999年8月21日生まれ、神奈川県出身。俳優、モデル。プライベートではナチュラルメイク派。最近はクマを隠す下地やコンシーラーの使い方&選び方を模索中。

トップス¥22,000(ユウバエ info@yuvae.com) インナー¥8,250(ヘーゼル/エンピーアール TEL:03・6876・3783) イヤカフ、上2つセット¥1,870 下¥1,870(共にゴールディ TEL:0120・390・705)

KUBOKIさん ヘア&メイクアップアーティスト。モデルから俳優、アーティストまで、性別やジャンルを問わず幅広く担当。長所を引き出す丁寧な肌作りと抜け感のあるメイクに定評あり。

※『anan』2024年2月28日号より。写真・KAZUYUKI EBISAWA(まきうらオフィス/田辺さん) 河野 望(商品) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・KUBOKI(aosora) 取材、文・野崎千衣子

(by anan編集部)

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