理想はサイバージャパンのぎゅわーんと高いお尻。
――“ギャル”と“ハンサム”のコンビという、対照的なお二人ですが、最初からそうでしたか?
はる:NSC(吉本総合芸能学院)の同期として出会った時から、荒川は金髪でギャル。私もこのままのスタイルでした。
荒川:ただ、素の私はギャルなのに、漫才する時は、可愛くしたいけどあかん、ギャルを出したらあかんと思っていて。
はる:最初は漫才師っぽい、蝶ネクタイで出てた時期もあったね。
荒川:全然ウケなくて、スベりすぎて10kg痩せました(笑)。ある時、“素を隠しているのって不自然ちゃう?”と、思い切ってギャルを出してみたら、ウケるようになったんです。そこからはめっちゃ気が楽になったし、スカートがどんどん短くなっていって。
――やっぱりギャルにとって、脚出しはマストですか?
荒川:ギャルは脚出してなんぼ。でもこの前、専門家に診てもらったら、私の脚はめっちゃむくんでるんやって。歩く老廃物(笑)。
はる:めちゃくちゃイヤや!
荒川:お尻もめっちゃ下がってるから、スキニーも入らんし…。
はる:私は中学時代にバレーボールをやっていたからか、めっちゃ太ももが太い! しかも筋肉がなくなった今は、ぷよぷよのただの太い脚。お尻は横にデカいし…私もスキニーから逃げてるわ。そもそも、脚とかお尻をピンポイントで鍛えたことなんてないし、現実から逃げまくってきましたから。
荒川:私もや~!(泣)
はる:前に、吉本の劇場で寝てたら、先輩芸人から「はるちゃん、ケツでかめやな」って言われたことがあって、気になって写真を撮ってもらったんです。そうしたら、ドーンとしたケツで、衝撃的で。自分で引いてまうっていう。
荒川:ロケでよく、一緒に行ったタレントさんとかと着替えたりすることあるけど、私、絶対に裸で後ろ向けない。でもちょっと前までは、お尻になんて注目してなかったし、胸がきれいなほうがいいやん、って思ってたけど、グラビアで活躍する方とか、まわりの人たちから「女性はお尻もやで」って聞くようになって。だから、お尻を鍛えるって大事なんや、って思い始めたところです。
――理想の脚やお尻は?
はる:やっぱり、横に張ったデカ尻が気になるから、キュッと引き締まった小尻に憧れますね。
荒川:よくSNSで見ているのはニッキー・ミナージュやけど、さすがにすごすぎる。理想は、サイバージャパン(ダンサーズ)の方々の、ぎゅわーんと上がったお尻と、スラッと伸びた長い脚かな。
はる:お尻の位置高めの方々。
荒川:めっちゃ高いで、すごいで。あとは、にこるん(藤田ニコル)さんとか、みちょぱ(池田美優)さんの、健康的なお尻や脚も好き。どっちかというとセクシーよりも、ヘルシーな見た目が好きなのかな。
はる:夏は、スキニーをはけるように、お尻と脚をどうにかしたい。
荒川:私も。水着も着たいし~!
はる:ギャルやな(笑)。
Elf 大阪NSC38期生のお笑いコンビ。左・荒川 1996年8月30日生まれ、大阪府出身。右・はる 1996年6月16日生まれ、大阪府出身。今年、活動拠点を大阪から東京に移し、バラエティ番組を中心に活動中。
※『anan』2022年6月29日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・野口由佳(ROI) 取材、文・若山あや
(by anan編集部)