30歳以降は乾きやすい!? 夏に気をつけたい“乾燥肌”を防ぐには?

ビューティ
2019.04.20
気温、湿度ともにどんどん高くなるこの季節。気候と肌質に合ったケアはできていますか? ここでは“乾燥肌”にまつわるQ&Aをお届けします!
trouble of the skin

表面はしっとり、その実、内側は乾いている“インナードライ”に夏は陥りがち。

「肌の内側にはNMFという、ヒアルロン酸やセラミドなどでできた、天然の保湿成分があります。このNMFが水分をたっぷり抱え込むことで、肌の外に潤いを逃がさず、内側に刺激を入れないバリア機能が完成します。しかしエアコンの乾いた空気に長時間晒されたり、紫外線でダメージを受けたりすると、NMFの機能が低下。肌は乾燥を防ぐために皮脂を多く出すため、表面はしっとりしているのに内側が乾燥する、インナードライに陥るのです」(ウォブ クリニック 中目黒総院長・高瀬聡子先生)

Q. 肌表面は汗ばんでしっとり。でもなんだか肌が突っ張っている。そんな時のケア方法は?

A. 肌の内側が危険信号! 保湿成分を補って。
「まさしくインナードライになっている状態。一見しっとりしている感触は、出すぎた皮脂や汗によるもの。化粧品でヒアルロン酸やコラーゲンほか、高保湿成分で肌の水分保持機能をサポートしましょう」(高瀬先生)

「汗は肌の水分も奪ってしまいます。こまめに汗を押さえることも大切」(美容ジャーナリスト・鵜飼香子さん)

trouble of the skin

【1】美容液には注目の保湿成分、プロテオグリカンが。Arama Mask 30ml×1枚¥980(meOPENER https://aramamask.meopener.com/)【2】ヒアルロン酸の2倍の保湿力を持つ、クロタネソウ子葉エキスを配合。オラクル クリーム ルネサンス ブルーム 20ml¥10,000 限定発売(メゾンレクシア TEL:0120・550・789)

Q. 夏はクリームが苦手。肌に蓋をするのにおすすめのアイテムは?

A. 油分の入ったオールインワンや乳液で蓋をして。
「肌に油分は必須。特に30歳以降は皮脂が減って、肌が乾きやすくなります。乳液でもよいので、オイル入りのアイテムを使って」(高瀬先生)

「ベタつきが苦手な人は、そもそも何個もコスメを重ねることが苦手なケースが。その場合は、油分入りオールインワンがおすすめ」(鵜飼さん)

trouble of the skin

【1】有害な活性酸素もケア。スキンアドバンス ルミナス保湿乳液 60ml¥5,600(日本イネモト TEL:03・6222・8323)【2】肌に活力を与える乳液。P.C. スキンミュニティ エマルジョン 50ml¥19,000(ヘレナ ルビンスタイン TEL:03・6911・8287)【3】低刺激なオールインワンゲル。メディプラスゲル DX 160g¥8,000(メディプラス TEL:0120・34・8748)【4】パックなど6つの役割がひとつに。濃密うるみ肌 薬用 美白ワンステップリッチジェル[医薬部外品]120g¥1,300(DHC TEL:0120・330・724)

Tシャツ¥6,590(ザラホーム/ザラホーム・ジャパン カスタマーサービス TEL:03・3462・2133) ターバン¥2,800(スキンアウェア/スキンアウェア 東京日比谷ミッドタウン店 TEL:03・6206・1871)

鵜飼香子さん 美容ジャーナリスト。美容誌の編集者を経て、多数の美容誌、女性誌で活躍。季節を問わずカンペキな紫外線の予防&ケアを実践。

高瀬聡子先生 ウォブ クリニック 中目黒総院長。自身が手掛ける化粧品『アンプルール』でも、大気汚染やブルーライトに早くから着目。

※『anan』2019年4月24日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・中根美和子 ヘア&メイク・イワタユイナ モデル・miu 取材、文・風間裕美子

(by anan編集部)

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