「バスト信仰」は衰退!? あからさまな胸の露出に男性は引いている?

ビューティ
2017.09.14
20~30代の男性100人に“女性のバスト”についてのアンケートを実施。男性は女性の胸のドコをどんな時に見ている?
バスト

Q1. どんな時に女性の胸に目がいきますか?(※20~30代の男性100人対象)
A. 洋服の胸もとが開いている時…40%、ピタッとした服で胸の形がわかる時…22%、露出の高い服装の時…5%、ジムやプール、ビーチで水着姿を見た時…5%、歩いているなどして胸が揺れている時…4%、いつでも…8%、あてはまるものがない…16%

実は「電車やバスなどの移動中」という項目もあったけど、「見る」と答えた男性はゼロ。「最近は、友達として男同士で双子コーデをしたり、手をつないだりするくらい性の垣根がなくなってきているので、女性の象徴である胸に対するプライオリティが下がっていても不思議はありません」(博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー・原田曜平さん)

Q2. まず、胸のどの部分を見ますか?(※20~30代の男性100人対象)
A. 大きさ…35%、谷間…23%、全身とのバランス…22%、形…7%、バストトップの高さ…7%、ライン…6%

なんだかんだ言っても「大きさ」には一定の支持あり。また、3位に食い込んできている「全身とのバランス」には、「姿勢美も含まれているのでは」とワコール広報・宣伝部・村田美紀さん。「姿勢がいい女性は好印象というデータがあります。背筋がきれいだからこそバランスもよく見えて、男性から共感が得られるのでしょう」

異性の視線を気にせず、自分の好きな胸を謳歌。

胸元が開いていれば見るけれど、水着姿などあからさまに露出している時には見る男性がグンと減る。

「ソフレ(添い寝フレンド)なんて言葉もあるように、今の若い人たちの間では、男女の友情が完全に成立します。男性は女性を必ずしも性の対象としては見ていないし、そこまでエロを求めていない。だから露出度の高い服からのぞく胸には、逆に引いてしまうのかもしれませんね」(原田さん)

Q2では「大きさ」「谷間」という王道の答えの次に、ここでも「全身とのバランス」を推す声が。

「男性の胸への固執が減って、女性も男性目線から解放。自分好みの胸を追求できるいい時代では」

胸は大きいほうがいいというのは過去の話。今は、自分の好きな形や質感などを自由に楽しんでOK。

原田曜平さん 博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。国内外の若者文化を研究。「マイルドヤンキー」などの言葉の生みの親。Amebaでオフィシャルブログを開始。

村田美紀さん ワコール広報・宣伝部。店頭での販売員を経験後、現職に。体に合わせてくれるブラ「SUHADA」など、国内下着メーカー屈指のワコールならではの商品をPR。

ブラ¥18,000~ ショーツ¥10,000(共にランジェリーク/カドリールインターナショナル ランジェリー事業部 TEL:03・3461・7823)

※『anan』2017年9月20日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・メイ・パクディ 取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)


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