子どもが生まれた途端義母が豹変…29歳女性が苦悩した迷惑行為【前編】
最初は好印象だったものの…あまりにも自分勝手な態度をとる義母
2年前に結婚した奏さん(仮名・29歳)。夫の実家へ結婚の挨拶に行くと義父も義母も温かく迎えてくれたと言います。思いのほか、義母の第一印象が良かったのでこれから長男に嫁ぐ身として安心したのだとか。
「結婚後、義母とは程よい距離感でお付き合いしていました。しかし、子どもが生まれた途端義母の態度が一変。何かと理由をつけては頻繁に家に来るようになって…。
挙句の果てに『私が子育てを手伝っているから、あなたはだいぶ楽でしょ』と偉そうにする始末。さらに『昔、次男の嫁のナナさん(仮名・27歳)に「義母さんは子どもの世話をしてくれない」って怒られたことがあるから』といつも義妹の話を付け加えるのです」
奏さんは、義母の自分勝手な行動にうんざりしつつも、いつも聞かされる義妹の言葉に疑問を抱くようになったそう。
義母の迷惑行為はますます悪化…相談相手もおらず追い詰められて…
「それから義母の行動はさらにエスカレート。夜遅く家にやって来て『今日は〇〇ちゃん(私の子)の一歳の誕生日だからプレゼントを持って来たわよ』と寝ていた子どもを起こしたことがあって…。
私が『別に今日でなくても…』と言うと『以前、ナナさんに「お祝いは当日じゃないと意味がない」と叱られたのよ』と反論してきたのです」
この頃に「孫の写真を毎日送って」と言われ、義母に仕方なく従うようになったと言います。同じ嫁であるナナさんに義母のことを相談しようと考えるも、いざとなると尻込みしてしまったそうです。
「その度に義母が『ナナさんが言ったから』と発言していたのを思い出して…。義母の迷惑な行動はすべて義妹のせいという気持ちもあって、なかなか相談を持ちかけることができませんでした。
おまけに義母から『ナナさんは愛想が悪い』『挨拶もろくにできない』と悪口を聞かされていたので、余計腰が重くなってしまったのだと思います」
夫に義母を注意してほしいとお願いするも「うまくやってよ」「母さんも悪気はないんだから」と言うだけで、きちんと対応してもらえなかったのだとか。その結果、奏さんは誰にも助けを求めることができず、精神的に追い詰められてしまったそう。
もうどうにもならないかと思いきや、この後一石を投じる人物が現れ状況が大きく変わります。
よく「嫁姑関係は難しい」と言うものの、結婚前はそれ程気に留めていなかった奏さん。あまり覚悟がなかったので、義母の予想外の言動に振り回されることに…。義母と話し合いの場を設けたり、早めに夫を味方につけたり、何かしら対策を講じていれば結果は変わったのかもしれません。
続きが気になる後編はコチラをどうぞ。
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※ 2023年6月24日作成