義母の余計なひと言にガチ切れ…30代妻が起こした「怒りの大反乱」

文・菜花明芽 — 2023.3.25
結婚すると「夫の家族とどう付き合うか」が大きな課題になりますね。うまくやっていきたいと思っても、他人だからこそぶつかってしまうことが多くあるようです。今回は“バトルに発展した「義母の余計なひと言」”をご紹介します。

あなたも〇〇家の嫁なんだから…

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「義母のことで悩みを抱えています。長男である夫と結婚した時は『うちは息子二人だから義理の娘ができて嬉しい』と喜んでくれたのですが…。義母は何かと『次男の嫁はとても気が利く』『頻繁に電話をくれるから、とても可愛い』と嫁同士を比較して、私に嫌味を言ってくるのです。

同じ立場として比べられても仕方ないのかもしれませんが、それをわざわざ口に出すことが許せず…。挙句の果てに『あなたも〇〇家の嫁なんだから…』と義母がうるさいので、思わず『私は△△さん(夫)の妻であって、この家に嫁いできたつもりはありません…! 』と言い合いになって。これが原因でけんかになり、義母と連絡を絶つことを決意しました」(夏子・仮名/39歳)

比較されると煩わしいですね。義母に何か言われても、適当に聞き流したり、「人は人自分は自分」と割り切ったりする技を身に着けていれば、そう簡単に気持ちを揺さぶられることはないでしょう。

おもちゃをあげるから、その代わり孫をもっとうちに連れて来てよ

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「近所に住む義母の話です。その日も『産後の肥立ちが悪い』と私が断ったにも関わらず、『どうしても孫に会いたい』と家にやって来ました。しかも、まだ幼い息子にたくさんのおもちゃを買ってくるのです。いつも悪いと思い『気を遣わないでください』と伝えると『そんなこと気にしないで』とにっこりする義母。

すると突然『おもちゃをあげるから、その代わり孫をもっとうちに連れて来てよ』と交換条件を出してきたのです。私も思わず腹が立って『そんなことを言うなら、おもちゃをもらわなくても結構です』と怒鳴ってしまって。義母から謝られたものの、物で釣るようなやり方を容認するわけにもいかず…。これを機に私は息子を義実家に連れて行かなくなりました」(仁実・仮名/32歳)

相手にその気がなくても、ちょっとした言い方が引っかかることもありますね。今回の場合、これからは夫が子どもを連れて義実家に帰るのもひとつの手です。義母とは長いお付き合いになるので、なるべく同じ土俵に立たないようにしましょう。

〇〇ちゃんがかわいそう

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「出産して間もない頃の話です。私は初めての子育てで大忙しでしたが、夫の両親に孫の顔を早く見せようと義実家へ行きました。義父も義母もとても喜んでくれたので『子どもを連れて来てよかった』と思ったのですが…。義母に『まだ授乳しないの…? 』『3時間おきに母乳をあげないとダメよ』と言われたのです。

そこで『子どもが母乳をほしがった時にあげています』と答えると『それじゃお腹が空くじゃない! 』『○○ちゃん(私の子ども)がかわいそう』と義母が嘆き出して…。ムッとした私は『今と昔とでは子育ての方法が違うんです』『私が育てるので、いちいち口を出さないでください』と反撃。何も言い返せないでいる義母を見て、内心スカッとしました」(浩代・仮名/31歳)

「今と昔の子育ての違い」で義母と揉めることは多いのではないでしょうか。そんな時はカッカしないで「そういうやり方もありますね」と前置きすると、相手も自分の意見を否定されたとは思わないでしょう。言葉選びを慎重にするだけで、状況はだいぶ変わるはずです。

以上、“バトルに発展した「義母の余計なひと言」”でした。

誰でも、何気ない言葉にイライラさせられることがありますね。こういう時は感情的になりやすいので、できる限り冷静に対処したいところです。これからお付き合いが続くことを考えると、義母とは程よい距離感を保った方がいいでしょう。