「ラブホテルに行きなさい」…妊活中の妻が絶句した義母のデリカシーのない言動【前編】
2歳差で2人目妊活に励むも恵まれず
麻里香さんは結婚1年目に第1子を妊娠。子どもが2歳になったときに「そろそろ2人目を…」と夫婦で妊活に励むも、なかなか恵まれないことに悩んでいたそうです。日頃から義母にも妊活について話をしていたとのことで、授からない期間が長くなるにつれて義母が夫婦のことに口出しをしてくるようになったのだとか。
「義母も最初のうちはそこまでうるさくなかったのですが、妊活をスタートさせて3か月が過ぎたくらいから『まだできないの?』『子どもは多いほうがいいのに、何をモタモタしているの?』と、私への批判的な発言が増えました。
こっちだって授かりたくて努力をしているのに、だんだんとプレッシャーをかけてくる頻度も増えて、その発言の内容もデリカシーに欠けるエグめの発言が増えてきたんです」
義母は、わざわざ麻里香さんに電話をしてきて妊活の様子を尋ねてくるなど、ただでさえ負担を感じていた麻里香さんをさらに追い込むような態度を続けます。ついに麻里香さんは義母からの電話に出たくないと思うまでに。
しかし電話を無視すると『なぜ電話に出ないの?』としつこくLINEをしてきて、義母のしつこいプレッシャー行動は毎日のように続いたそうです。
「ラブホテルに行ってこい」と指示する義母
「妊活を始めて半年が過ぎても授からなかった私たちに、義母はしびれを切らしたようで『子どもを預かっていてあげるから、ラブホテルに行ってきなさい』とまで言うようになりました。
そんなことまで踏み込んでくる義母の発言には、かなりの嫌悪感がありました。でも言い返すとさらに面倒なことを言ってくるので、私は黙って我慢するのみでしたね」
そんな我慢を続けていたある日、麻里香さんのストレスは限界に達します。夫と妊活をしようとするたびに義母の顔や声が頭に浮かぶようになり、夫と体を重ねることも困難になってしまったのです。「このままでは妊活ができないどころか、私がおかしくなってしまう」と感じた麻里香さんは、夫に直訴をすることに。そして、この直訴をきっかけに麻里香さんの周囲は大きく動き出すことになりました。
孫の顔が見たい、後継が欲しいといった理由から、息子夫婦の妊活に過剰な口出しをする義母もいるようです。放っておくとエスカレートしやすいことも。早い段階で夫に事情を理解してもらい、義母との間に入ってもらうことが改善への糸口かもしれません。
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※ 2022年10月15日作成