友達や家族のせいで…「自分は悪くなかった」切ない失恋体験談3つ
姉のせいで門限が
「私には二歳上の姉がいて、実家で一緒に暮らしています。お酒が好きで、よく酔って帰宅するんですけど、あるとき連絡もないまま深夜になっても帰ってこないことがありました。
待っていると、家の電話が鳴りました。嫌な予感。相手は警察から。やっぱり……。姉が急性アルコール中毒で病院に運ばれてしまったようでした。
両親が迎えに行き、姉はこっ酷く怒られ、門限が設けられることに。しかもそれが、私にまで課せられることになりました。
当時、仲良くしていた男性がいたんだけど、仕事が忙しくて夜の九時くらいからしか会えなかったんです。私の門限ができたせいで、一時間ぐらいしか会えず……。
結局、だんだん疎遠になり自然消滅しました。全部姉のせいだ!」ナオミ(仮名)/28歳
猫のアレルギー問題
「二年間同棲していた彼と別れ、部屋にひとりで住むことに。心細く、寂しかったので、猫を飼うことにしたんです。
すると、可愛いのはもちろんなんですが、なんか運も向いてきて、仕事もうまくいくし、新しい出会いなんかもあったりして、順調だったんです。招き猫!?って思うぐらい。
そして、彼が急に私の家に来ることに。みんなで飲んでいて、終電を逃しちゃったんです。こんなこともあろうかと、しっかり掃除もしていたのでバッチリでした。
しかし、彼がうちにきて発覚したのが、猫アレルギーだということ。なのでまったくいい雰囲気にもならず、始発の時間まで話をしていました。
完全にタイミングを逃してしまいました。猫のせい……いや、出て行った男のせいだ!」アミナ(仮名)/29歳
友だちの急な告白に
「彼氏ができ、友だちに紹介することになりました。彼はすごく真面目な人。友だちは学生のころからの付き合いで、すでに結婚していました。その三人で飲みに行ったんですね。
半個室のような造りで、隣の席とはつい立てて仕切られていました。ただ、声はなんとなく聞こえてくるんです。カップルのようなんだけど、どうやら訳あり。おそらく不倫のようでした。
すると、急にです。友だちが言いました。“私も不倫してるんだよね”と。聞いたことのない話に驚き。彼は唖然としていました。しかも“あの子もしているよ”と、共通の友だちの名前まで挙げました。
そこから、彼の私を見る目が変わりました。そういう感じの友だちに囲まれている私に、不信感を覚えたんでしょう。印象はガタ落ち。そこから長くは続きませんでした。全部友だちのせいだ!」キイ(仮名)/31歳
“誰かのせいにしないと気が済まなかった失恋”をご紹介しました。
自分は悪くない……と思うような失恋もあるでしょう。でも、相手に対してそんな言い訳もできません。周りの環境もひっくるめて、自分のせいだと自覚するしかないのかもしれません。
#恋愛 記事、
#エッチな記事 もチェック……!?
(C) Ushico / Shutterstock
(C) Ollyy / Shutterstock
(C) Dmytro Zinkevych / Shutterstock
(C) Pressmaster / Shutterstock