chelmico・Mamiko「眠れないことを受け入れたら寝れるようになった」 眠れない夜の過ごし方を伝授

2024.9.1
chelmicoによる連載「chelmicoのちいさなにっき」。Vol.46はMamikoによる「眠れない夜の過ごし方」の巻。

眠れない状態を受け入れてみては?

ちいさなにっき Mamiko

ツアー中とかワンマンライブが控えてる1週間前くらいから、常に薄く緊張状態だからなのか、なーんか眠りが浅かったり、寝つきが悪い時がある。寝なきゃ寝なきゃ!! って思うとより目が冴えちゃうし、目を瞑ってることが逆に違和感になってきて思いっきり目を開けたりしちゃうし、そうなってくるともう物音が気になってきて、「なんか…いる…?」みたいな怖がりモードにもなってくる。で、大抵そういう時って変な夢見るしよ。勘弁してくれよ。だから私の場合「もう確実に眠れないわ、今日(笑)」ってなったら、諦めてコーヒーを飲んだり、料理とかしてたな。逆に明るい時間にやりそうなことをする。どうしたって眠れないからね。もう長ーい朝にする。1日が長くてラッキー♪ くらいのテンションに持っていく。これをしてたな。

なんだけどね、ここ数年は眠れない夜があんまりないんだよね。眠る、全然。10時間くらい眠る。めちゃくちゃ寝つきがよくなってる。なんかね、まだベッドで横になってる時に、眠れないことを受け入れたら寝れるようになったんだよね。これ、伝われ~!!! 今までの私は、寝れない! 無理! の状態になったら体を動かしてたんだけど、今は「寝れないって思ってるなぁ、脳みそがずっとグルグル動き続けてるなぁ」って引いて自分を見てみると、スッと落ちてる。受け入れる状態にすると、今は眠る時間かぁって脳みそが気づく感じ。それでも眠れないやぁってなったら、いま思ってる事や考えたい事をとことん考える。ある程度思考に区切りがついたら、「脳みそが今たくさん動いた~」って思って、引いて見てみると寝れる。もし眠れない夜があったら試しにやってみて! 寝れなかったらごめん! その時はchelmicoの曲を聴いといて!

chelmico ちいさなにっき

チェルミコ 左・Rachel(レイチェル) 1993年生まれ、神奈川県出身。右・Mamiko(マミコ) 1996年生まれ、東京都出身。NEW EP『ati natu ep』が発売中。全国ツアー「ati natu tour(zansyo)」は9/6大阪からスタート。

※『anan』2024年9月4日号より。写真・幸喜ひかり ヘア&メイク・ナリタミサト

(by anan編集部)