Femcare File

生理中は“守りのケア”が正解! ホルモンバランスの変化に合わせたスキンケア方法&アイテム

ウェルネス
2024.05.20
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、生理前・生理中のオススメのスキンケアアイテム。長年、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れに悩んできたという美容家の瀬戸麻実さん。オススメのスキンケア方法&アイテムをお伺いしました。
フェムケア 美容 健康

1、低刺激のクリームで敏感期の肌にアプローチ。
肌に刺激になりにくいpHバランスで設計。ふっくらハリ肌に。ドランク エレファントプロティニ ポリペプチド クリーム 50ml¥9,570(ドランク エレファント サポートセンター TEL:0120・050・529)

2、ビタミンC誘導体入りの乳液でゆらぎ肌をケア。
鎮静効果のあるCICAを配合したビタミン乳液。ゆらぎがちな時期の肌に◎。dr365 V.C. ドリップステムエマルジョン 100ml¥4,125(dr365)https://dr365.co.jp/shop

3、バリア機能を持つ美容液をベースメイクにプラス。
デリケートな肌にやさしい、保湿力にすぐれたUV美容液。AHRESハイドレクター UVマスク SPF50+・PA++++ 90g¥4,400(AHRES TEL:0120・750・311)

4、肌トラブルに寄り添うアクティブビタミンC入り。
ホルモンバランスによるキメの乱れに、美白有効成分アクティブビタミンCがアプローチ。キールズDS クリアリーブライト エッセンス[医薬部外品]50ml¥12,980(キールズ TEL:0120・493・222)

5、オイルフリータイプで低刺激なコンシーラー。
オイルフリーのクリームタイプ。NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー 全10色 各¥4,510(NARS JAPAN TEL:0120・356・686)

生理サイクルでケアを変えて、健やかな肌をキープ。

美容とマインドで女性を元気づけてくれる美容家の瀬戸麻実さん。ポジティブオーラあふれる瀬戸さんも、女性特有の不調と長年向き合ってきたそう。

「10代までは肌悩みゼロだったんですが、20代になってから不調の連続でした。働き始めてからは、心身のストレスや体力的なキツさ、そして女性ならではのホルモンバランスの乱れからガタッときて、気持ちも肌も振り回されるように。とくに生理前はPMSの症状で肌荒れもひどく、辛かったですね。会社の制度として生理休暇もあったのですが、取れる雰囲気じゃありませんでしたし、私自身も我慢して当たり前だと思っていました。結局38歳まで肌がボロボロの状態が続き、当時のインスタライブではベースメイクだけで1時間も(笑)。このままじゃダメだなと思って、食事を改善して腸内環境を整えたり、適度に運動をしたりと試行錯誤して、ようやく安定してきました」

ホルモンバランスの変化に合わせたスキンケアを行うことが健やかな肌を育むポイントに。

「生理中は皮脂のバランスが崩れて肌が敏感な時期。新しいスキンケアを試したり、ピーリングやレチノールなどの攻めのアイテムを使うのはトラブルを招く原因になるので避けましょう。この時期は肌のバリア機能を高めるような“守りのケア”を取り入れるのが正解です。また、皮脂分泌が過剰になって、ベタついたりニキビができやすい生理前には、ビタミンCが配合されているものが◎。皮脂を抑制して毛穴をコントロールしてくれる効果が期待できます」

また肌やメンタルがゆらぎやすいと感じる人にこそ、メイクの力を借りてほしいそう。

「アップダウンしやすい時期は、私もメイクで気持ちを上げていました。肌のザラつきやくすみをファンデでツヤ肌にカムフラージュしたり、ニキビをコンシーラーで丁寧にカバーしたり。ゆらぎやすい時期のコンシーラーは、オイルフリーで重さを感じさせない軽やかなタイプが◎。最近は化粧下地が不要なクッションファンデが人気ですが、肌がゆらいでいるときはきちんと下地を塗ることが大切。肌とファンデの間の緩衝材になるので、バリア機能が守られます」

スキンケア+自らのメンタルをケアすることも大切と語る。

「自分はいつ辛くなるのか、何がしんどいのか、自分を知ることから始めてみてください。生理管理アプリで自分の周期を把握して、適切なスキンケアを選んだり、食生活を見直すのは大事です。私も30代後半になって経験値が上がって、ようやく自身のメンタルをコントロールできるようになってきました。だから今辛い人も大丈夫! いつか絶対に乗り越えられます」

瀬戸麻実さん 美容家。一般社団法人日本ビューティインダストリー協会代表理事。「#マミ様メイク」がSNSで人気。美容企画やメイクイベントへの出演など多方面で活躍中。Instagramは@mamiset

※『anan』2024年5月22日号より。写真・石澤義人 取材、文・岡井美絹子

(by anan編集部)

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