横澤夏子「そうめんの茹で時間も守れないようでは何も守れないぞ!」

エンタメ
2022.09.25
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食べ物をベストな状態でいただく女性、「茹で時間を守る女」になりきり。

レシピを守り、ひと手間を惜しまないことがポイント!

yokosawa

テレビショッピングの番組収録ではいつも、フードコーディネーターさんが試食するものを用意してくれます。先日はそうめんが出てきたのですが、“シンプルなのにこんなに美味しくなるの!?”とびっくり。噛みごたえや歯切れの良さが私にとってベストなもので、あまりに美味しかったので茹で方を尋ねると、「表示の通りですよ」と。よくよく聞いてみると、麺をあげる30秒前くらいに準備を始めて、ぴったりの時間にあげているとのことでした。そう、私は茹で時間が守れないタイプ。残り1分あるのにあげてしまったり、鍋から目を離して吹きこぼれ、長く茹でてしまったり…。気をつけさえすればできるはずなのに、なかなかできないんですよね。

さらに、茹でた後にぬめりを取るひと手間もきちんとやり、ショウガやミョウガ、ネギなどスタンダードな薬味がきちんと揃い、麺は氷の上に盛られていて、これぞプロの仕事。最後のひと手間まで惜しまないことが、ベストな状態でいただくためには必要だとあらためて思いました。収録の日はそうめんのほかにシフォンケーキも食べましたが、付け合わせの生クリームが絶妙な甘みと硬さで本当に美味しくて…。聞いてみると、スーパーなどで買える一般的な生クリームとのこと。レシピ通りに作ることって本当に大事だと感じました。

料理のレシピは法律ではないけれど、まずは、書いてあるルールをしっかりと守ることから始めてみるとよさそう。そうめんの茹で時間も守れないようでは何も守れないぞ! という気持ちで挑んでみましょう。きっと、お菓子作りでは、きちんと計量する人が多いように思うので、同じ気持ちで麺も茹でてみては。ベストな状態でいただくためにも、守らない手はないですよね!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。

※『anan』2022年9月28日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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