「メジャーデビューをきっかけに、より気持ちが引き締まったというか。ファンの方から『おめでとう』というメッセージをたくさんいただけたことが励みになり、一層がんばろうと強く思うようになりました」
その名刺代わりともいえる3曲を、8月から3か月連続でデジタル配信リリース。それぞれ違ったテイストで、振り幅の広さを見せている。
「『LET GO feat.JEON WOONG(AB6IX)』は、メジャーデビュー1作目ということで、それまでの自分にないような新鮮な曲にしたくて、曲の雰囲気もそうですけど、リリースする楽曲としては初めてラップに挑戦しました。曲自体は、リラックスしながら気軽にいこうというメッセージを込めたダンス・ポップです」
NOAは6年間、韓国の大手事務所で練習生をしていた経験を持つが、フィーチャリングのJEON WOONGは練習生時代からの兄的存在。
「『いつか一緒に何かしよう』と言っていたのがこのタイミングで実現できて、本当に嬉しかったです」
続く2ndシングル「Don’t Waste My Time」は、少し強気な男性が主人公の楽曲。
「これはビートが強めの曲なんですけど、自分のまま歌詞を書くと少しソフトな印象になってしまうので、あえて強めに書きました。新しい自分の発見にもつながった楽曲です」
そして3rdシングル「Highway」が10月10日に配信に。
「僕自身もそうですが、人生の中で一歩踏み出せないことが誰しもあると思うんです。でも、そんな時もスピードを上げて進もうというメッセージを伝えたくて。ほかの2曲とはまた違うパワフルな魅力を持った曲で、背中を押せたらと作りました」
今後もコンスタントにリリースをしていきたいと意欲を語る。また、SNSではさまざまな情報発信も。
「公式YouTubeではVlogやMVのメイキングをアップしていて、TikTokでは僕が作った振付をもとに『LET GO』のダンスチャレンジもやっています。WOONGさんも参加してくれているので、ぜひチェックしてください」
「LET GO feat. JEON WOONG(AB6IX)」「Don't Waste My Time」「Highway」は各種音楽配信サービスで配信中。「LET GO」のMVは東京、ソウルでそれぞれ撮影。WOONGはNOAとの思い出の地でシューティング。
ノア 2000年3月13日生まれ、東京都出身。12歳の時に韓国に渡り、6年間、大手事務所の練習生として生活し、’18年に帰国。’20年、1stデジタルシングル「LIGHTS UP」でデビュー。’21年8月メジャーデビュー。
※『anan』2021年10月27日号より。写真・小笠原真紀 インタビュー、文・保手濱奈美
(by anan編集部)