ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』のエンディング曲「Presence」で、サビのメロディと詞をトラックメーカーのSTUTSと共作したbutaji。その別バージョンで、全編butajiが作詞と歌唱をしている「Presence Reprise」がまた素晴らしく、そんな彼のエモーショナルな歌声や詞世界に没入するなら、新アルバム『RIGHT TIME』は必聴だ。

今を十分生きるために…。切なる思いが込められた歌声が心に響く。

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「前作の『告白』が内省的な側面を掘り下げたアルバムだったので、今作はその反動というか、目の前にある大切な何かを見逃さないために、今の瞬間を十分に生きるにはどうしたらいいかということが大きなテーマとなりました」

なかでも「挑戦したい/改めて後悔したい」というフレーズが印象的な「free me」は、今回のアルバムを象徴する楽曲とも言えるという。リアレンジをtofubeatsが手がけている。

「この曲については、クラブとか現場で鳴っているような曲にしたかったんです。そこにリアル感があると思ったので」

また、STUTSがアレンジで2曲参加。折坂悠太と共作した「トーチ」が収録されているのも、聴きどころ。そして「free me」と呼応し合っているという、表題曲の「RIGHT TIME」へ。アルバム全体を通して、心地よく、時に感傷的に引き込まれること間違いなし。

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全10曲収録。「トーチ」は折坂悠太作詞、butaji作曲。アコースティックから、バンドサウンドにアレンジ。STUTSは「YOUNEVER KNOW」「I'm here」で参加。『RIGHT TIME』¥3,080(SPACE SHOWER MUSIC)

ブタジ シンガーソングライター。2015年、1stアルバム『アウトサイド』、‘18年、2ndアルバム『告白』を発表。ライブでは弾き語り、バンド、デュオなどで活動中。ちなみにbutajiとは、学生時代のニックネームに由来する。

※『anan』2021年10月20日号より。取材、文・保手濱奈美

(by anan編集部)

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