11歳の時に出演した映画『万引き家族』での演技が国内外で注目され、その後も『約束のネバーランド』やドラマ出演など、着実に俳優としてのステップアップを果たしている城桧吏さん。世代を問わず愛され続けているジュブナイルミステリー小説の実写化である今作『都会(まち)のトム&ソーヤ』では、14歳にして映画初主演を務めた。

“やった!”っていう嬉しい気持ちと、“どうしよう”っていう不安の両方がありました。

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「主演のお話を聞いた時は、“やった!”っていう嬉しい気持ちと、“どうしよう”っていう不安の両方がありました。いつもは引っ張られる側だったのが、今度はみんなを引っ張らなくちゃいけないっていう緊張感があって…。その分、やり切った時は、みんなでいいものを作れたという達成感と楽しさを感じました」

城さん演じる、自称“どこにでも居る平凡な中学2年生”だが実はサバイバル能力に長けた内藤内人(ないと)と、その同級生で、学校一の秀才かつ大企業の御曹司という竜王創也(酒井大地)の凸凹コンビが、街中を舞台にした「リアルRPG」の世界で、謎解きを駆使して世界を救おうとするアドベンチャー。子供の頃、誰しもが抱いていた冒険の楽しさを思い出させてくれる、スリルや友情に溢れた物語だ。

「作品の中にさまざまな謎解きが出てくるので、まるでリアル脱出ゲームをプレイするように楽しめる映画です。そうやって次々に現れる困難に、性格の全く違う内人と創也が、互いの良さを生かして立ち向かっていく…。とても素敵な関係性だと思うんです。実際の僕と大地もいい関係性を築けました。リハーサル以外でも電話で話したりすごく仲良くなれたので、撮影が終わってから会えなくなったのが寂しいです」

活発で明るいキャラクターの内人とは共通点があったそう。

「内人ほどサバイバル能力は高くないけど(笑)、僕自身も元気でかなり明るい性格なんです。だから、そういう自分の性格を出しつつ、サバイバル指導の先生に教えてもらった歩き方や動き方を意識して演じました。今までクールな役やおとなしめな役が多かったので、おとなしい性格だと思われたりするんですけど、これを機会に“本当は明るいんですよー”って伝えたいです(笑)」

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『都会のトム&ソーヤ』 監督/河合勇人 脚本/徳尾浩司 出演/城桧吏、酒井大地、豊嶋花、中川大志、玉井詩織、森崎ウィン、本田翼、市原隼人ほか 原作/はやみねかおる 7月30日よりTOHOシネマズ 日比谷、イオンシネマほか全国公開。©2021マチトム製作委員会

じょう・かいり 2006年9月6日生まれ、東京都出身。第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した映画『万引き家族』で注目を集める。映画『約束のネバーランド』、ドラマ『グッド・ドクター』などに出演。

※『anan』2021年8月4日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・伊藤省吾(sitor) ヘア&メイク・松原美穂(Nestation)

(by anan編集部)

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