ニキビに“ビタミンC入りドリンク”は注意が必要! 肌のプロが助言

2021.4.21
マスク下での体温&湿度の上昇や生活様式の変化で募るストレスなど、ニキビの原因が増えている昨今。anan総研へのアンケートでわかったニキビ悩みの実態を受け、いま選ぶべきケアアイテムを指南。

夏のマスクはニキビの温床! 3方向からのケアで原因菌を撃退。

どんな時にニキビができますか?

生理前…16人、食生活が乱れた時…10人、ストレスが溜まっている時…5人、マスク…3人、睡眠不足…2人、その他…2人、できない…2人

ニキビができた時のマイルールを教えて!

  • ビタミンCを摂りたいのでビタミンC入りのドリンクを飲む。夜寝る前は「ペアアクネクリームW」を塗る。鼻の下とかマスクで隠れる時は出かける前も塗って、マスクで隠します。(30歳・主婦)
  • いつもよりビタミンC系コスメを念入りに使用。触らないように注意します。(27歳・学生)
  • クレンジングをいつも以上に入念に。(25歳・学生)
  • とにかく野菜ジュースやオレンジジュースを飲む!(33歳・主婦)
  • 脂っこい食事を控えて、ビタミンを摂る。ビタミン剤は「チョコラBB」を飲んでいます。(33歳・公務員)
  • ビタミンAのサプリメントを飲む。(32歳・看護師)
  • 保湿力の高い乳液やクリームはいったん控えて、VTの「シカクリーム」を塗ると、赤みや腫れが治る。(31歳・会社員)
  • ストレスを溜めないように、嫌いな人から離れる。(28歳・派遣社員)
  • 韓国のニキビパッチ、おすすめです!(34歳・会社役員)

#賢者の見解は?

「確かにビタミンCには、毛穴を引き締めたり代謝をスムーズにする働きがありますが、市販のドリンクは糖分も多いので注意が必要。糖質こそニキビの大敵です!」(美容皮膚科医・慶田朋子先生)。「脂質の代謝を促すビタミンB群を積極的に取り入れるのは正解!」(トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん)

実は、生活習慣の乱れこそニキビの最大の敵。

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「ニキビの原因は実に様々。食事、睡眠、腸内環境、運動習慣、ストレスコントロールの5本の柱が整っていないと、ちょっとしたきっかけでプツッと出現します。バランスのとれた食事と十分な睡眠時間、適度な運動習慣を身につけることが大切です」(美容皮膚科医・慶田朋子先生)。とはいえ、生活習慣だけでは乗り切れない生理前ニキビはどうケアすれば? 「生理前は黄体ホルモンの影響で、なんでも溜め込む傾向に。それによって便秘や毛穴詰まりなど、様々なトラブルが発生します。そんな時こそ睡眠と食事はしっかりとって、スキンケアは高保湿低油分を心がけて」(トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん)。「軽い運動やストレッチをして体の循環を高め、消化・吸収の効率アップを」(慶田先生)

蒸れ×皮膚温上昇で「マスクニキビ」も急増中。

マスクの影響か、顎やフェイスラインのニキビに悩んでいる人が増えている。「普段ニキビができにくい人でも、マスクをしていたら話は別。一日中マスクで覆われている部分は、高温多湿でアクネ菌の温床に。普段よりニキビの進行が早くなり、気付いたら既に赤ニキビに! という人も多いんです」(水井さん)。「マスクの摩擦で毛穴の入り口が硬くなり、皮脂が溜まってしまいニキビができることも。さらに、マスクをしていると呼吸が浅くなって肌に十分な血液が巡らず、ニキビなどのトラブルが起こりやすく」(慶田先生)

ストレスとニキビも密接な関係が。

知らず知らずのうちに溜まっているストレスもニキビの要因に。「“ストレスニキビ”と言うように、慣れない生活様式などによる精神的なストレスもニキビと関係しています。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、心も体も緊張して戦闘モードに。体の末梢まで栄養が届かなくなり、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすい状態に」(慶田先生)。「ストレスが溜まっていると男性ホルモンが活性化し、皮脂分泌も盛んに。ターンオーバーを整え、皮脂分泌を正常に戻してあげるのがおすすめです」(水井さん)

慶田朋子先生 美容皮膚科医。銀座ケイスキンクリニック院長。わかりやすい美容理論と丁寧な解説で各メディアで活躍。『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)をはじめ、日々の美容に役立つ著書も好評。

水井真理子さん トータルビューティアドバイザー。その人の肌状態から、食生活などの生活習慣までも見抜く洞察力の持ち主。エステティシャンの経験をもとに、個肌対応のアイテムの選び方や、効かせるテクニックなどを提案。

※『anan』2021年4月28日号より。イラスト・鈴木衣津子 取材、文・野崎千衣子

(by anan編集部)

※ 商品にかかわる価格表記はすべて税込みです。