優しくていねいに触るのが基本。柔らかいものを扱うようにそっと触れることでジラしになる。
大事な楽器を扱うような気持ちで触れる。
大事な楽器を扱うような繊細なタッチで、両手を駆使しながら優しくナデナデする。「男性のカラダと自分の指の間に空気を挟むくらい、触れるか触れないか際どいタッチで優しく撫でて。その時、両手の指先でそれぞれ別の部位をサワサワするのもいい。性器や乳首だけでなく、太もも、脇腹、腰骨なども敏感なスポットです」(長谷川さん)
手のひら全体を使って全身を優しく撫でる。
最初に手のひら全体で、秒速5cm(ゆっくり)で撫でる。「手のひらを密着させてゆっくり撫でると、リラックス効果があります。くすぐったくないので最初はこの触り方で。男性は最初に安心感があると途中で萎えにくく、オーガズムの波に乗りやすい。その後、フェザータッチで気持ちよさそうな反応をする場所を探してみて」(OliviAさん)
ジラしながら敏感なポイントに近づく。
性感帯から遠いカラダの末端から攻める。「髪から胸へ、足のつま先から性器へ向かってジラすと、突然の強い刺激によるオーガズムよりも、深い快楽を味わえます。背骨に沿って下から上へ撫でるのも効果的です。興奮した状態で、皮膚が薄い、骨の上やリンパ節を指や唇、舌を使って狙うと新しい性感帯を発見できるかも」(OliviAさん)
くらげタッチで、ゆっくり、縦触り。
くらげが泳ぐような優しいフェザータッチで、ゆっくり&縦触り。「人の神経は縦に通っているから、毛穴に沿って縦方向に触るのが基本。男の喜ぶポイントを見つけたら、そこを集中的に強弱をつけながら触りましょう。舌を使うなら全体でねっとり、ゆっくりと。弱い力で感じさせることができたら、うまいってこと!」(しみけんさん)
オリビア ラブライフアドバイザー。性生活の総合アドバイスを行う。スキンシップコミュニケーションが専門。『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』(日本文芸社)。
しみけん 日本のAV業界におけるトップ男優。出演作品は1万本超え。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』(セブン新社)など著書多数。
はせがわ・ひとみ 元AV女優。50本以上の作品に主演、一世を風靡し2004年引退。現在ソープランドに勤務しながら執筆を行う。著書『ヒアリングセックス』(KADOKAWA)。
※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。イラスト・KAZMOIS 取材、文・三谷真美
(by anan編集部)