「もっと奥」はNG? しみけんが教える、セックス時の男性のホンネ

ライフスタイル
2020.08.13
一番近い距離でお互いを感じ合う関係のパートナーに、自分の本音を隠したままで、いい関係なんてものは成立しない。日常でもベッドの上でも今よりももっと深く言葉を交わして、相手と自分、お互いの心とカラダを伝え合いましょう。会話を大切にすれば、とろけるような毎日を始められるはず。そんなセックスのためのコミュニケーションテクニックについて、ラブライフアドバイザー・OliviAさん、AV男優・しみけんさん、元AV女優・長谷川瞳さんが教えてくれました。
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「そこいい!」は、1.5倍オーバーアクションで。

ベッドの上では、好きなこと、気持ちのいいこと、苦手なことを伝えて、彼に学習してもらうことが大切。「せっかく気持ちいいことをしてもらったのなら、『そこがいい』『それ好き』と、確実に伝えるためにオーバーリアクションで。逆に良くない時や苦手なことは、演技をせずノーリアクションなどで、彼に勘違いさせないようにしましょう。そうすることでセックスの相性が良くなります」(OliviAさん)。「『ここを触って』『愛おしい』『離れたくない』など、プラスの言葉はいくら言ってもいい! 恥ずかしい言葉がだんだん心地よくなります。少し恥ずかしいと思う言葉こそ、慣れることで快楽へと変わっていくものだから」(長谷川さん)

「もっと強く」はいいけど、「もっと奥」はダメ!

男性には強弱の指示しか伝わらないもの。「位置を言葉で説明されても正確には伝わらないので、自分から気持ちいい位置に当たるように調整して『そこ!』と伝えて。その時は、動きやすい騎乗位がおすすめです。『もっと奥』は、言うなら1回限定! 言いすぎると集中できず中折れすることもあるので(笑)」(しみけんさん)

セックス中の言葉は5文字までに!

セックス中の長い言葉はやめてほしい。それが男性のホンネ。「男って、女性が思っているよりもデリケートなんです。セックス中は猪突猛進というか、とにかくセックスに集中しています。なので『好き』『幸せ』『気持ちいい』などシンプルな言葉で伝えてください。『好き、大好き』と重ねるのも興奮します」(しみけんさん)

「どっちがいいの?」WhatではなくWhichで。

最中の難しい質問も男性の集中力が切れるので、2択で探る。「『どうしてほしい?』でなく『どっちがいい?』と聞いてほしいです。その男にヒットする攻めが見つかるまで試せるように、レパートリーをたくさん身につけておくとベストです。彼のいいポイントを見つけたら、あとは強弱をつけるだけが基本です」(しみけんさん)

オリビア ラブライフアドバイザー。性生活の総合アドバイスを行う。スキンシップコミュニケーションが専門。『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』(日本文芸社)。

しみけん 日本のAV業界におけるトップ男優。出演作品は1万本超え。『しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである イラスト版』(セブン新社)など著書多数。

はせがわ・ひとみ 元AV女優。50本以上の作品に主演、一世を風靡し2004年引退。現在ソープランドに勤務しながら執筆を行う。著書『ヒアリングセックス』(KADOKAWA)。

※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。イラスト・micca 取材、文・三谷真美

(by anan編集部)

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