お腹も心も満たす京の名ランチ。
『手鞠鮨と日本茶 宗田(そうでん)』の手鞠鮨14貫 ¥1,900(税込み)
TEL:075・585・5995[烏丸]
友禅染をあしらった雅な空間で楽しめる手鞠鮨は、ごま味噌を添えた真鯛や鴨の燻製、シャリにひじきと枝豆を混ぜ込んだ食感も楽しいいなりなど、職人の技とセンスが光る14貫。内容は月替わりのため、訪れるたびに新鮮な味わいに出合えるのもうれしい。日替わりの日本茶、お茶菓子付き。おばんざい3種などの副菜も。
◆中京区町頭町110-1 11:00~16:00(15:00LO)、18:00~22:00(21:00LO。夜の営業は不定期のため、来店前に要確認) 第2日曜休
『菜食 hale』の湯葉丼セット ¥1,250
TEL:075・231・2516[錦市場]
「京の台所」錦市場内、昔ながらの町家を改装した菜食料理のお店。お昼ごはんの人気者・湯葉丼は、たっぷりの湯葉を昆布出汁を効かせたきのこあんでとじた、京都らしいひと品。にんじんしりしりや、とうもろこしや枝豆を加えて食感を増した自家製ひろうすなど、日替わりのおばんざい付きで、優しい味わいながらもしっかりと満足感が。
◆中京区錦小路通り麩屋町西入ル東魚屋町198 11:30~14:30(売り切れ次第終了) 月曜休、その他不定休
『中華のサカイ 本店』の冷めん(焼豚入り) ¥770(税込み)
TEL:075・492・5004[新大宮商店街]
昭和14年創業の中華料理店の看板は、一年を通じて約半数の人が注文するという冷めん。初代店主が試行錯誤の末にたどり着いた秘伝のスープは、クリーミーな酸味と辛子のピリッとした刺激が後を引くおいしさ。スープに合わせて特注した太麺、具はきゅうりと焼き豚のみというシンプル仕立てゆえに、スープの複雑な味わいが際立つ。持ち帰りやお取り寄せも可能。
◆北区紫野上門前町92 11:00~16:00、17:00~22:00 月曜休(祝日の場合は翌日休)
『グリル富久屋(フクヤ)』のフクヤライス ¥880
TEL:075・561・2980[東山]
明治40年創業。花街・宮川町で親子3代で通うファンも多い老舗洋食店。名物は50年ほど前に芸妓さんからのリクエストで生まれたというオムライス。当時は珍しかったという卵を巻かずにふわりとのせるスタイル。小さくカットされたマッシュルームやトマト、グリーンピースが躍る、目にも楽しいひと皿に。ふわとろ卵とシンプルなケチャップライスの相性も絶妙な、ふと食べたくなる懐かしい味わい。
◆東山区宮川筋5-341 12:00~21:00(20:30LO) 木曜、第3水曜休
『餃子ごずこん』のぎょうざ定食 ¥1,200
TEL:075・229・8511[錦市場]
祇園の創作料理店が手がける餃子専門店。一日中楽しめる「ぎょうざ定食」には、特製タレと鶏ガラスープを練り込んだあんを薄皮で包んだ餃子「錦」が10個も。パリッと香ばしい皮と、旨味が凝縮したあんのコンビで、ひと口サイズながらも食べごたえは満点。長期熟成にんにくを使用しているため、においがほぼ気にならないのもランチ時にうれしい。ご飯、自家製旨味噌でいただく季節のお野菜、京風肉吸い付き。
◆中京区梅屋町500-1 11:30~22:00 水曜、第3木曜休
『京都四条くをん』の和風かしわキーマうどん ¥1,100
TEL:075・251・6661[烏丸]
必食すべきは、20種のスパイスをブレンドしたスパイシーなキーマカレーうどん。まずはほんのり塩気のある胚芽入りのうどんをそのままで。次にカレーを絡めて和え麺風に。さらに鰹または豆乳出汁をかけてカレーうどんに、最後に残ったルウを西京味噌漬けの卵黄をのせた麦ご飯にかけてカレーライスに…と、「ひと皿で4度おいしい」贅沢さ。
◆中京区小結棚町420 11:00~15:00(14:30LO)、17:00~21:00(20:30LO) 無休
※『anan』2019年7月17日号より。写真・岡本佳樹 東谷幸一 吉村規子 わたなべよしこ 取材、文・泡☆盛子 下川あづ紗
(by anan編集部)
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