女性にしか見えない!? 大野拓朗がベビーシッター役で英国淑女の装いに

エンタメ
2019.06.28
男性でありながら英国淑女の装いに身を包み、ベビーシッター業に勤しむギンを描いた大和和紀さんの漫画『ベビーシッター・ギン!』が、連載開始から22年、初の実写ドラマ化。子育てトラブルを我流で解決するギンを演じるのは、大野拓朗さん。
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「実は、僕がデビューしたての時、当時のマネージャーが『ベビーシッター・ギン!』を拓朗でやりたい、と言って企画書を書いていたんです。なので漫画を初めて読んだのは9年前ですが、“なんて素敵な作品なんだろう”とずっと思い続けていました。夢や愛が詰まっていながら、社会問題も反映されていて。そして今このタイミングで、ギンさんを演じられることが決まって、“運命だな”と本当に思いました」

演じるうえで大切にしているのが、ギンが持つ女性らしさ。

「ギンさん自身は、中性的なキャラクターというか、性を超越した存在なので、自分に担えるのだろうかって不安はありました。“女装している男性”ではなくて、“女性”に見えなきゃいけないので。でも初めてこの衣装に袖を通した時、ギンさんとして生きられるかもしれない、と思えて。衣装やヘアメイクの力を借りて、一気に背中を押してもらえましたね。あと喋り方や声質も、男性と女性では結構違うので、家で何度も練習しました。ちょっと前の方で喋るというか、鼻にかけて喋るというか…。口の中で何が行われているかは、わからないんですけど(笑)」

大野さん自身も、子供が大好き。

「ずっと子育てに興味があったので、ギンさんには共感しまくりです。夜中に子供を連れ回している親とかを見ると、“何してるんだよ、こんな時間に。ちゃんと寝かせろよ”とかついつい思っちゃいますね(笑)。ただ実際に子育てをされている方々は、大変なこともたくさんあると思うんです。ちょっと疲れてしまった時も、このドラマを見たら我が子を抱きしめたくなる、そんなドラマになるように頑張ります!」

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『ベビーシッター・ギン!』 6月30日(日)22:00からNHK BSプレミアムにて放送スタート(全10回)。ギンの妹・美々子役としてゆりやんレトリィバァさん、家族に仕える執事として竜雷太さんも出演。曲と振り付けが毎回変わるミュージカルシーンにも注目。

おおの・たくろう 1988年生まれ、東京都出身。代表作に映画『猫忍』や朝ドラ『わろてんか』、大河ドラマ『西郷どん』、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』などがある。

※『anan』2019年7月3日号より。写真・土佐麻理子

(by anan編集部)

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