実際の僕は、控えめ中の控えめです(笑)。
俳優としてだけでなく、ダンスロックバンドDISH//のボーカル兼ギターとしての顔も持つ北村匠海さん。演技も音楽もできて、超イケメン。とくれば、まさに向かうところ敵なしのモテ男。でもその素顔は意外にも、「人見知りで、女の子と話すのも苦手」…。そんなギャップが、同世代の女子はもちろん、アンアン世代の心までキュンキュンさせまくり、今、理想の年下男子として人気沸騰中なのです!
――北村さん、ついに20歳になったんですね。
北村:そうなんです。10代の頃と何も変わらないですけどね。
――記念すべき20歳の誕生日は何をして過ごされたんですか?
北村:佐野岳くんと佐藤寛太くんとごはんを食べました。普段から仲いいんですよ。20歳の誕生日に寛太くんから、「まさかとは思うけど、今日予定ないわけないよね?」って連絡がきたので、「とくにないんだよね」って(笑)。そしたら「え、マジかよ!」って急遽集まってくれたのがこの二人です。
――誕生日の予定、本当に何もなかったんですか?
北村:まじでなかったんです。周りの友達も忙しそうだったので、一人で過ごそうかなって思っていたくらいで。二人とも驚いてましたけどね。「お前、まじで一緒に過ごす人いねぇんだな」って(笑)。
――心境の変化もとくになく?
北村:ないですね。変に意気込もうとも思ってないですし、全然変わらないです。小学校3年生からこのお仕事をしているので、昔から変に達観してしまっている部分があるんですよね。いい意味でも悪い意味でも。同世代より、大人と話しているときのほうが妙にしっくりくるってことも少なくないです。
――昨年は主演映画『君の膵臓をたべたい』も大ヒットして、知名度も人気も俳優としての評価もぐっと高まったような気がします。
北村:自分自身のスタンスはまったく変わってないんですけど、わかりやすいところで言うと、インスタグラムのフォロワー数が増えるとか、そういう変化はありました。7万人くらい増えたんですよ。もともと10万人くらいだったのが、ある日気づけば17万人くらいになっていて。なんだこれは…! って、さすがにびっくりしました。あと、街中で家族連れのお父さんやお母さんから声をかけていただく機会も増えたんです。今までは学生の方が多かったんですけど。幅広い層の方に知っていただけていると思うと素直に嬉しいです。
――新ドラマ『隣の家族は青く見える』では、同性愛者の青木朔役を演じられていますよね。オファーがきたとき、ワクワクしたんじゃないですか?
北村:ワクワクしましたね。これまでは自分の幅の中で演じられる役がわりと多かったんですけど、今回はすごく新しい挑戦というか、楽しみがいのある役で。朔の気持ちもよくわかるんです。僕も気のおけない年上の男友達には子犬のように可愛がってもらっているので。
――でも朔は、眞島秀和さん演じる恋人の広瀬渉に自分からグイグイいきますよね? そこは北村さんご自身と真逆なのではないかと。
北村:そうですね。そこは180度違います。実際の僕は控えめ中の控えめなので(笑)。朔は言ってしまえば、面倒くさい相手。「一緒に暮らさないっていうなら今すぐ別れる」みたいなセリフだったり、自分でもこいつ面倒くさいなって思います(笑)。でも面倒くさいことがネガティブなわけじゃなくて、そこが渉にだけ見せられる朔の弱い部分のような気がしていて。
――北村さん自身は、“面倒くさい彼女”を受け入れられますか?
北村:大丈夫です。というか僕はきっと、女性の尻に敷かれるタイプだと思うので。「一緒に暮らさないなら今すぐ別れる」って言われたら、たぶんどうにもできなくて「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと一回待とう」みたいな感じになっちゃう気がする(笑)。そこで男らしく強いことは言えないですね。もしかしたら僕は人間的に、渉に近いのかもしれません。
――以前もインタビューで、グイグイきてくれる女の子のほうがいいっておっしゃってましたもんね。
北村:そうですね。自分からはいけないぶん、喋り続けてくれるくらいのほうがちょうどよくて。それに僕が相づち打ってるくらいのほうが収まりいいと思います(笑)。
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