バッグに入れておきたい9つの招運アイテムは？ 運気を上げる、開運バッグの作り方

バッグとその中身で運気を上昇させよう。

数々の占いを駆使して人の運命や世相を読み解く占い師・大串ノリコさんによると、今年は“ベーシック”や“コツコツ”“シンプル”が開運のキーワードになるという。

「2025年は、九星気学で言うところの二黒土星（じこくどせい）で、十二支では巳年に当たります。二黒土星では大地のパワーが強くなり、巳年は努力が評価される一年になるとされています。このことから、地に足を着けてじっくり頑張ることで、運気が上向きになると読めるのです」

バッグとその中に入れるアイテムは、そんなキーワードを具現化するのにぴったり。

「バッグは身につけて持ち歩くものなので、その人の運に多大な影響を与えます。また見た目的にも、その人の印象を左右するアクセントになりますよね。だからこそ運を拓けるデザイン、コンセプトのものを選ぶことが大切なんです」

中身については、必要なものを吟味して絞り込むのが吉。

「運の強い人って、持ち物が少なくて身軽なんですよ。アレもコレもたくさん持ち歩いているせいで、いざ行動したいときにバタバタするようでは、せっかくの運を逃してしまいます。また、好運な人はポジティブ思考の傾向が。“荷物が少なくて何か足りなくても、なんとかなる”というおおらかな心構えが、運を呼び込むのです」

厳選！ バッグに入れておきたい招運アイテム。

運が切り替わると考えられている立春（2月3日）の時期は、モノを新調するのにベストなタイミング。デザインや色、素材などから良運を招くバッグとその中身を解説するので、ショッピングの参考にして。

今年バッグを買うなら色はブラウン、素材は革がおすすめ。「茶色の革は使い込むほど味が出るので、“よいものを長く使うと吉”な二黒土星にぴったり。デザインはレトロ調、飽きのこないシンプルなものを選びましょう」

・ハンドクリーム
金運を上げたいなら手肌はしっとりなめらかに。
「手の甲は金運アップのポイント。乾燥やくすみは金運を下げるので、ハンドクリームを持ち歩いてマメに保湿しましょう。二黒土星は土と相性がよいので、湿った土のような香りがするウッド系がよいです」

・折りたたみ傘
不測の事態に備えて上向きの運をキープすべし。
「使い捨てのビニール傘の普段使いは、運気を下げてしまいます。急な雨でも買わずに済むよう、折りたたみ傘を用意して。今年のラッキーカラーである赤で、携帯しやすい軽いものがおすすめ。晴雨兼用でもOKです」

・水筒
出先で飲むドリンクは自作するとベター。
「二黒土星のときは家庭的なもの、手作りのものが運気を上げます。なので、水筒にお茶を入れて持ち歩くとよいですよ。中身のおすすめは、ゴボウ茶。ゴボウは土の中で育つので、二黒土星が司る大地の力にあやかれます」

・チャーム
バッグに温かみを添えて対人運をサポート。
「特に黒のバッグを持つ人は、チャームを飾るのがおすすめ。黒は拒絶の色なので本来避けたいのですが、チャームを飾れば温かみを添えられます。天然石やスクエアデザインのアイテムが、二黒土星の開運ポイント」

・ゴミ袋
バッグの中ではゴミを仕分けしておく。
バッグに要らないレシートなどをそのまま入れるという人は、携帯用のゴミ袋を用意。「ゴミが出るのは仕方ないとしても、仕分けは必須。せっかく運気を上げるグッズを持っていても、ゴミに埋もれては無意味です」

・ポーチ
アンティークものでデザインはシンプルに。
化粧品などのポーチは、アンティークをセレクト。「今年はよいものを長く使うことが開運アクションなので、着物を再利用したポーチなどを持っているといいですね。デザインはシンプルに。色はお好みのものを選んで」

・おやつ
低脂質で栄養豊富！ あんこで気分も運も上昇。
小腹がすいたときのおやつは、あんこ系を選ぶと運気がアップ。「今年は大地からパワーをもらうとよいので、豆はラッキーフードなんです。ひとくち羊羹など小豆を使ったお菓子は、脂質が少なく健康にもよいですね」

・ハンカチ
土から栄養を吸収したコットン素材がベスト。
ハンカチも、大地の恵みを生かした素材を選ぶと吉。「畑で育った綿を使ったコットンがイチオシです。肌あたりが柔らかくて吸水性もよく、触れていると落ち着きますよね。色やデザインは、好みに走ってかまいません」

・鏡
磨き上げておけばキレイもリッチも叶う!?
二黒土星の年なので四角い形で、木枠など自然素材を取り入れたものだと運気がアップ。「鏡をピカピカにしておくと、美容運や金運向上につながります。そういった意味ではフタやケースつきだと、よりよいと思います」

バッグで開運！ ワンポイントアドバイス

・家の中でも外でも、なるべく床に置かない。
バッグは直接床に触れさせず、椅子やサイドワゴンなどワンクッション挟んで。「床に置くとバッグにけがれがつき、それを持つ自分にもついてしまいます。よくバッグをベッドに置く人がいますが、それも厳禁。けがれが寝具に移り、寝ている間にそれを吸ってしまいます」

・定期的に中身を出して整理する。
「理想としては毎日バッグの中も外もきれいにしたいけれど、難しいですよね。中身を出して整理するだけでもよいので、数日に一回など定期的にチェックするようにしましょう。雑多なものが長い間ごちゃ混ぜになっていると、お互いに余計な気を移し合ってしまいます」