先に喜んで、運を引き寄せる! 最強の未来引き寄せメソッド“予祝”とは?

古来日本人は、夢や願いを叶えるために、その未来を前祝いしていました。それが“予祝(よしゅく)”。日本人には馴染みやすい、そして今すぐ始められる、最強の未来引き寄せメソッドを実践してみよう!


先に喜び、先に祝う。予祝ってなに?

“笑う門には福来たる”。誰もが知るこのことわざこそが“予祝”であると話すのは、“夢と希望を与える”講演家の大嶋啓介さん。

「“いつも笑いが満ちている家には、自然と福が巡ってくる”ことを表すこのことわざは、福が来たから笑うのではなく、笑ったから福が来たという意味。つまり、先に笑ってお祝いしてしまうことで願いを引き寄せようという法則で、これを“予祝”といいます。実は日本人は、予祝を昔から行ってきました。例えばお花見は、満開の桜を稲の実りに見立てて、仲間と酒を酌み交わしながらお祝いすることで、秋の豊作を引き寄せる風習。盆踊りも豊作の前祝いで、綱引きはその年を占う方法の一つでした。“初めよければ全てよし”こそ、予祝の精神なのです」

ではなぜ、予祝が夢を叶えるのか。そのメカニズムを紹介します。

【予祝メソッド1】大事なのは、今、ご機嫌でいること。

先に喜ぶことで、未来にも喜びがやってくると考える予祝。ポイントは、未来に待っている喜びを想像して先に味わうことにある。

「人の心の状態は、その人がまとう空気感や雰囲気に表れます。そして心は似たものと共鳴します。つまり“今、ご機嫌”でいることは、晴れやかで明るい雰囲気をまとうこととなり“いい未来”を引き寄せる。今は何も起こっていなくても、夢が叶った時と同じ喜びを今の時点で感じることで、夢を叶えた未来を引き寄せてしまおうというわけです。未来を変える方法とは“今の心の状態”を変えることで、これが予祝の本質です」

大切なのは、常に自分自身がご機嫌な気持ちでいること。

「例えばマラソンや山登りは、ゴールまでの過程は苦しいかもしれません。でも辛い思いをしたからこそ、その先で達成感を得たり、素晴らしい景色を見ることができるのです。困難な状況に直面してもゴールの向こうを想像して“喜ぶ”“楽しむ”“面白がる”ことに意識を切り替えてみましょう」

【予祝メソッド2】キーワードは、ワクワクと感謝。

「頑張って行動しているのに夢がなかなか叶わないという人は、心の状態がマイナスのままだから。それではいつまでもプラスの結果は手に入れられません。覚えておいてほしいのは、今のあなたの心の状態をワクワクさせてから行動すること。その夢が叶った時のワクワクを想像したり、ワクワクする場所や人など“ワクワクリスト”を書き出すのもよし。ワクワク×行動は夢を引き寄せます」

また、夢は“~になりたい”ではなく、“~です”と言い切ること。そして“動機”をしっかり裏付けて未来を明確に設定することで、ますます叶いやすくなる。

「誰を喜ばせたくて、何のためにするのか、そもそもなぜそれが夢になったのかなど原点に立ち返ってみると、自然と周囲への感謝の気持ちが溢れてくるはず。すると、心からやりたい! という無限の行動力が湧き上がるのです。脳は主語を理解しないので、人に感謝すること=自分への感謝だと認識します。これが自己受容となって、最高の未来を連れてきます」

3つの“予祝ワーク”を行って夢や願いを叶えよう。

【予祝ワーク1】予祝スマイル

“笑顔の予祝”で夢や願いを引き寄せる。
いい未来を引き寄せるためには、今、ご機嫌でいること、ワクワクしながら行動すること、感謝をすることが大事だと説明したが、共通するのは“笑顔”。

「予祝を行うためのメンタルトレーニングとして重要なのが笑顔です。夢が叶った時、自分はどんな笑顔をするのか。また、現時点で具体的な夢がないという人でも、最高の未来が待っていたとしたらどんな笑顔になるのかを想像してみてください。先の未来のことではなくても、毎朝、今日は最高の一日になった! と予祝をしながら鏡の前で笑顔になることで、その日は最高の日になるでしょう」

◎HOW TO
毎朝、鏡の前でニッコリと笑って最高の笑顔を作ってみる。鏡に映る自分の瞳に優しく「ありがとう」と伝えよう。

【予祝ワーク2】3行予祝日記

先に紙に書くことで幸せな一日を脳にインプット。
一般的な日記は、一日の終わりにその日あった出来事やその時の気持ちなどを綴るもの。でも、予祝日記はその逆。これから過ごす幸せな一日、嬉しい自分をイメージして、先に書くことがポイント。

「“3行予祝日記”なら箇条書きでOK。朝、簡単に書くことができます。ランチに大好きなものを食べて満足できた、人と会って話をしたことで新しいアイデアが生まれたなど、何でもいい。その日の決まっている予定に対して、自分が望む嬉しい結果を完了形で言い切って書くことで、脳にインプットされ、不思議と願い通りの幸せな一日になるのです」

◎HOW TO
毎朝、最高の一日を過ごして幸せな今日の自分を想像して、ノートに箇条書きで3つ「今日の予定や行動、その時の自分の気持ち、周りの反応」などを書こう。

【予祝ワーク3】予祝インタビュー

ぶっ飛んだ夢でもOK! 叶えたあとの気持ちを発表。
相手がいる状況で行うのがおすすめ。自分でも思ってもみなかった言葉が次々出るのが“予祝インタビュー”の力。

「意外とぶっ飛んだ夢がいい。なぜなら、突拍子もない宣言により自分の潜在意識や可能性が引き出されるからです。実現可能かどうかを考えてその範疇に収めるのではなく、この夢が叶っちゃったらすごい! と面白がってやるのがポイントです。質問者は、下記のインタビュー項目例を参考にいろいろな角度から聞いてみること。答える側は、記者会見やヒーローインタビューのような気持ちで、喜びをあらわに答えましょう」

◎HOW TO
友達やパートナーと2人で、一人が夢や願いを叶えたという設定でインタビューし合う。夢を叶えた喜びを味わいながら答えてみよう。

【インタビュー項目例】
・夢が叶ったということですが、それはどんな夢ですか?
・夢が叶った時の状況を詳しく教えてください。
・夢を実現されて、今はどんな気持ちですか?
・夢を実現したことで、周りからはどんなふうに言われていますか?
・夢を叶えるために、具体的にどんなことをしてきましたか?
・夢を叶えた時、誰がいちばん喜んでくれましたか?
・夢を叶えた今、誰に、どんな言葉で感謝を伝えたいですか?

Profile

大嶋啓介さん

1974年生まれ。講演家、「てっぺん」取締役会長。「可能性に気づけば人生が変わる」をモットーに“夢と希望を与える”講演家として活躍中。ひすいこたろう氏との共著に『前祝いの法則』(フォレスト出版)が。

イラスト・いいあい 取材、文・若山あや

anan 2429号(2025年1月8日発売)より
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No.2429掲載

運の拓き方 2025

2025年01月08日発売

スピリチュアリストの江原啓之さん、オリエンタル占星術の水晶玉子さん、ご利益の専門家・藤本宏人さんらが、2025年一年をより良いものとするための心得をアドバイスしてくれます。さらに幸運を呼び込むための「予祝」、習慣にしたい開運アクションや香りのパワーを取り入れる方法など、運を拓くための行動提案もたっぷりお届け。ハッピーに毎日を過ごすアイデアが満載です。

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