働く女性のためのコンサルティング会社「ジョヤンテ」代表の川崎貴子さんと、心理カウンセラーの塚越友子さんに、心理学的に有効な恋の秘策と、課題となるトレーニング法をお聞きしました。
初めての人に会い続けて、タフになる。
「初対面の印象をよくするためには、たくさんの“はじめまして”を経験して距離感や作法を学ぶことが大事。このとき、男性と会う回数などの目標設定は、具体的かつ数値化することがポイント。“この日はデートの日”とスケジュールまで決めましょう」(川崎さん)
「目標を数値化することで、人は動きやすくなるもの。また、相手をひとりに絞らないことで、上手くいかなかったときのダメージも軽減できます」(塚越さん)
迷いのない女子は最強。
「すべての選択という選択において、迷いのない人は強いです。たとえば“絶対にこの人と結婚する”と決めたら、自分の決断に責任を取り、有言実行する。そういうダンディな女性を目指して、選び取る力をつけましょう」(川崎さん)
「何かを“欲しい”と感じたときは、“うらやましい”と“本当に私に必要だ”という感情を、それぞれ数値化して比較すると、本当に手に入れたいものだけを選びやすくなりますよ」(塚越さん)
【課題1】好き嫌いは親指で見える化。
好きと思ったら、親指を立てる。嫌いと思ったら、親指を隠す。瞬時に自分の感覚を確認する習慣をゲーム感覚で身につける。
【課題2】気持ちは指メーターで見える化。
半円を描いて、その中心に自分の指を置いて、1~100%のメーターで、そのときのあらゆる気分を確認する。