誰かの真似をする時代はもう終わり。あなたらしさが、引き寄せの源。
今、時代が大きく変わっているのは皆が実感しているところ。それは2020年末に起きた約250年ぶりのグレート・コンジャンクションを機に“風の時代”が到来したことによるもの。
「これまで続いた地の時代は、物質やお金、信頼や実績、伝統などがよしとされる時代。組織、国、企業……権力者・支配者を中心としたヒエラルキーが象徴的でしたが、風の時代に突入し、それがじわじわ崩壊。年功序列のような縦社会が、皆平等の横社会にシフト。様々な個性を持つ人たちが寄り添い、協力し合うのがこれからの時代です」とは、月を使った開運法・ルナロジーの創始者であるKeikoさん。
「同じことは美の価値観にもいえます。地の時代はライバルを蹴倒し、“勝ち組”になるための美でした。憧れのアイコン的人物を真似し、“○○ラー”のようなブームがありましたが、最近はそういう動きがほとんどありません。つまり美の価値観の多様化がどんどん進んでいるということ。なりたい顔に似せるために“何かを盛る”のが地の時代だとしたら、余計なものを取り除き、あるべき本来の姿に還る=すっぴん力を活かすのが風の時代。優劣ではなく、各々の個性や魅力を認め、称え合う世の中になっていくでしょう」
では本来の自分とは? それを教えてくれるのが、生まれた時に月が位置していた星座、つまり月星座。
「普段“私は○○座”と言っているのは太陽星座のことで、人生の目的を表します。それに対して月星座が表すのはもっと根っこの部分。それぞれが持って生まれたものやチャームポイント、その人が得意とするツキの引き寄せ方を教えてくれます」
そもそも12星座に優劣はなし。つまり、誰かの真似をしたり、別人になろうとする必要はなく、自分の持って生まれたものを活かしさえすれば、自然と愛やお金など必要なものを引き寄せていけるのです。
「例えば春に咲くスミレが、真夏に大輪の花をつけるヒマワリになろうとすれば、暑さで枯れてしまうでしょう。つまり自分以外の別の何かを目指していると、本来の魅力や才能を発揮できずに終わってしまうということ。得るべき報酬を得られず、出会うべきパートナーにもめぐり会えない、という悲しい事態に。そうならないためにも自分の月星座を知って、あなたならではの咲き方、引き寄せ力の発揮の仕方を理解しておいて」
風の時代がスタートしてまもなく1年が経過し、変化はますます加速。乗り遅れないためには、2021年のラスト3か月の過ごし方がとても重要なのだとか。そこで、あなたを花開かせるための3か条を教えていただきました!
10月は“過去のご縁のつなぎ直し”がテーマ
人と関わるほどに縁とチャンスが拡大する月。過去に同じ学び舎で過ごしたクラスメイトやゼミ仲間、かつての職場の同僚に連絡を。10年以上会っていない人に連絡をしてみると、意外な「その後」が明らかになり、おもしろい展開に発展する可能性が大。このご時世なので、オンライン同窓会もアリ。あなたが主催してみては?
自分改革の11月。徹底的にメタモルフォーゼせよ!
2021年ラスト3か月の中でも、人生を変える可能性を秘める重要な1か月。来年に向けてケジメをつけるのに非常に最適なタイミング。故郷に帰る、転職をする、本拠地を変えるなどの大きな決断も吉。それほど現状が悪くない人は髪型やファッションのイメチェン、新規のSNSアカウントを開設するのがおすすめ。新しい流れが生まれます。
衣食住全般を整える12月。新時代を迎える準備を。
風の時代とはいえ、根なし草のような行き当たりばったりの生き方をしていれば、どこかに吹き飛ばされて終わり。そこで12月は生活の基盤を整えることをテーマに。衣食住の中でも重要なのは食事。人間は日々、口にしたものでできています。食べ物の質を重視することが、自分を大事にすること、そして運を引き上げることにつながります。
Keikoさん ルナロジー創始者。政財界・芸能界にもファンが多く、ブログ読者は11万人を超える。著作は『自分の「引き寄せ力」を知りたいあなたへ』『月星座ダイアリー2022』(共に小社刊)のほか多数。
※『anan』2021年10月13日号より。イラスト・DONA 文・説話社
(by anan編集部)