イラスト・森 千章 文・宮尾仁美 (PR 環境省)
温活は、自分だけのためのものにあらず。それどころか、地球全体を救うことにもつながります。そう、あなたが日々行っている温活は、実は地球の温暖化防止活動という“温活”でもあるのです。
ちょっとおおげさに響くかもしれないですが、たとえば普段私たちが行っている温活を思い出してみましょう。いつもより1枚多く重ね着する。手首、足首、首まわりの「3首」をしっかり防寒して保温。冷たい飲み物をなるべく避ける。カラダを温める食材を積極的に摂る。バスタイムにはしっかり湯船に浸かる。寝る前にストレッチして、カラダの巡りをよくしてからベッドに入る、などなど。これら温活は一見、自分のためのように思えるけれど、続けることで体質が改善されて体温が上がり、暖房に頼りすぎることなく冬を過ごすことができるようになります。つまり温活=温暖化防止活動、ということなのです。
とはいえ、気負う必要はありません。大切なのは日々の温活は温暖化防止活動でもあるという視点を持つことです。無理なく実践できる温活を通して地球温暖化防止に貢献できる、こう考えてみると、たとえば温活をさぼってしまいそうな時のちょっとした励ましにもなるはず。
自分の心地よさを選択することが、地球の心地よさにつながる。日々の生活でこういった賢い選択(クールチョイス)をすることが、いま私たちに必要なことなのです。