基本みんな陰キャ!? =LOVE山本杏奈×髙松瞳×諸橋沙夏が語る、イコラブ愛

エンタメ
2024.09.18
指原莉乃さんのプロデュースで2017年にシングル『=LOVE』でデビューした、10人組グループ=LOVE(イコールラブ)。通称イコラブ。リーダー(山本杏奈さん)、センター経験多数(髙松 瞳さん)、最年長(諸橋沙夏さん)と、グループの精神的支柱となる3人のお互いに対する印象は?
イコラブ タレント

左から山本杏奈さん、髙松 瞳さん、諸橋沙夏さん。

山本杏奈さん(以下、山本):沙夏と瞳は話し合いの時に的確な意見を出してくれて、頼りになる存在。困った時は二人を見ちゃう(笑)。

諸橋沙夏さん(以下、諸橋):誰も話さないと大変だもんね。

髙松 瞳さん(以下、髙松):杏奈は表に出ない部分も含めて仕事量が多すぎるから、お給料を1億円くらいもらっていてほしい(笑)。

諸橋:わかる。杏奈には、「幸せでいてね!」って言いがち。

山本:二人はいろいろ気遣ってくれるから嬉しい。大丈夫、幸せだよ~。

諸橋:よかった! 瞳は底なしに明るい性格で、人から憧れられる存在。瞳が「カラスは白い」って言ったら、そうかも…って思っちゃうはず。

山本:納得! 常に素なのに人を惹きつけるところが天性のアイドルだね。

髙松:その通り(笑)。沙夏は一緒に戦える仲間。一人だと多少萎縮するけど、沙夏が隣にいたら何も怖くない。杏奈が挫けちゃった時は二人で助けるよ。

諸橋:二人で黒も白にするよ!

山本:最強だ(笑)。二人はもちろん、イコラブって優しい子しかいないよね。

諸橋:譲り合い精神がある子ばっかり。

髙松:基本みんな陰キャだから、ガツガツしてないよね。ただ陰キャすぎて、メンバーしか友達がいないけど(笑)。

諸橋:いつもメンバーだけで遊んでる。

髙松:そのおかげで孤高のグループに見えているはず…と勝手に思ってるよ。

山本:一人ひとりは結構ネガティブなのに、全員でステージに立つと“みんながいるからいける!”ってなるよね。

諸橋:このメンバーじゃなかったら、アイドル活動続けられてないかも。

山本:たくさんオーディションに落ちてきたけど、アイドルになれた場所がイコラブでよかったなっていつも思う。

諸橋・髙松:そうだね~!!

【山本杏奈】10人で一つ。そう信じて横一列で進んできました。

「私たちは全員で一つ。それを意識してきたのでチーム特集で呼んでいただけて光栄です!」

と、満面の笑みで語るのは山本杏奈さん。天性の優しさでグループを包み込むリーダーだ。

「元NMB48の山本彩さんのような完璧なリーダーを目指していたんですけど早々に無理だと気づき…(笑)。というのも=LOVEは全員が横一列でスタートしたグループだから、私一人が引っ張るというのも違うなと。そして最初の頃に指原(莉乃)さんに『メンバーを尊敬してね』と言われて、みんなと一対一で対話してみると、一人ひとりのすごい部分が見えてきて、私はこのメンバーを信頼していればいいんだって思えました。そんな素敵なことに気づかせてくださる指原さんのもとでアイドルになれてよかった。指原さんは心のケアから、歌詞、コンサート演出…すべてを見てくださる方。私は指原さんのアイドル時代のコンサートの“煽り”が大好きで。当時も今も、ファンの方を楽しませることを大切にされているんだなって。そのDNAは=LOVEが受け継ぎたいです」

もう一つの山本さんの心の支えは、あるファンからのメッセージ。

「私のセンター曲『笑顔のレシピ』のMVのコメント欄に書き込んでくださった人がいるんです。『+や×(かける)ことで魅力がより輝くメンバーたちを、最後に=にするのが杏奈だよね』って。これからも全員の魅力をまとめて、=LOVEにできるリーダーでいたいです」

やまもと・あんな 1997年11月30日生まれ、広島県出身。小柄な体で魅せるダンスが持ち味。大のカープ女子で夢は始球式と場内放送。「『ファウルボールにご注意ください』って言ってみたい!」

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【髙松 瞳】もっと欲を出していけばよりいいチームになれる。

意見はハッキリ言うタイプという髙松瞳さん。

「そのせいか、ファンの方には“リーダーの右腕”と言っていただくことがあるんですけど、リーダーの補欠止まりです(笑)。そんな私から見ると、イコラブってガツガツした子がいないんですよね。結成から7年経って、それぞれやりたいことがあると思うし、少しずつ欲を出していけると、もっといいチームになれると思います」

16歳で夢だったアイドルに。初期の楽曲ではセンターを多く経験した。

「当時、自分がセンターという意識はあまりなかったんです。でも、やっぱりセンターって特別なんですよね。それがわかっていなくて頭がぐちゃぐちゃになってしまい、1年お休みをいただきました。お休み中は、ファンの人がSNSでメッセージを送ってくれていたのを毎日見ていました。コロナ禍に指原さんから、リモートで歌う曲で、映らないでいいから歌ってみない? と言われたのをきっかけに久しぶりに歌ったら、ファンの人に会いたいという気持ちが爆発したんです。自分がキラキラしたくてアイドルになったけど、今はファンの人を幸せにしたい、するぞという気持ち。なんでそう思うのか? ファンのみなさんの愛が強すぎるから! コンサートでは毎回“イコラブと出会ってくれてありがとう”と思うんです。周年コンサートは“ここからまた一緒に新しい思い出を作っていこうね”という約束のようなもの。7周年も相思相愛コンサートにしたいです」

たかまつ・ひとみ 2001年1月19日生まれ、東京都出身。イコラブボートレース部部長。「バラエティで緊張せず楽しめるようになってきました。いつか『ドッキリGP』のスタジオに呼ばれたい」

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【諸橋沙夏】メンバーみんなが幸せじゃないとアイドルを続ける意味がないと思う。

グループ最年長の諸橋沙夏さんは、メンバー内でも明るさが際立つムードメーカー的存在。

「最初の頃はMCを任されることもあったけれど、全然しっかりしてないから向いてなくて(笑)。杏奈がリーダーになってからは、メンバーを笑顔にする役割に回りました。私の願いは、メンバーが楽しく過ごすこと。みんなが幸せだと思えなかったら、アイドルを続ける意味がないと思うんです」

そんなメンバー愛の強い彼女が、最新シングル曲「絶対アイドル辞めないで」を聴いた感想は?

「今年で28歳になったんですが、この楽曲が出てからファンの方に『辞めないでね』ってすごく言われるようになったんですよ。50歳までやってるアイドルってあまりいないから限られた時間の中で輝けたらいいのかな…と思いつつも、そうやって気持ちを伝えてくださるのは嬉しいですね。この曲をはじめ、指原さんが書く歌詞は“アイドルが歌ってもいいの!?”と思う大胆さが魅力的。本当にすごい方なのに、メンバーと食事している時に指原さんに電話すると駆けつけてくださるんです。ご自身もアイドルだったからこそ私たちに寄り添うアドバイスを下さいます」

今後個人的に挑戦したいことについて尋ねた際も、指原さんへのリスペクトを感じる回答が。

「クリエイティブなことが好きなので、何かをプロデュースしてみたいです。ライブの演出もそうだし、匂いフェチなので香水のプロデュースにも興味あり。アロマの資格を取るのもいいかも?」

もろはし・さな 1996年8月3日生まれ、福島県出身。最年長にしてイコラブのディーバ。「歌うことが大好き。ライブでは楽曲のスパイスになるといいなと思いながら、いろんな歌い方に挑戦しています」

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イコールラブ 指原莉乃プロデュースで2017年にシングル『=LOVE』でデビュー。今年9月7日・8日にはKアリーナ横浜で「=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を成功させた。通称イコラブ。

※『anan』2024年9月18日号より。写真・恒川脩平(SIGNO) スタイリスト・SHOCO ヘア&メイク・久保フユミ 甲斐美穂 小松胡桃 本多遥香(以上ROI) 取材、文・真島絵麻里 小泉咲子 大澤千穂 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー

(by anan編集部)

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