劇場版で活躍する主要キャラクターをご紹介!
『呪術廻戦』シリーズの人気を支えるのは、個性豊かで複雑な登場人物たち。劇場版の物語の核を担う、6人をまずはレクチャーします。
(右)パンダ
パンダだけどパンダじゃない!? 仲間を思う優しき突然変異呪骸。
呪術高専1年。見た目はパンダだが本物のパンダではなく、実は呪術高専東京校の夜蛾学長が作り出した“突然変異呪骸”。紹介される際は「パンダ」とだけ説明されがち。仲間のフォローをすることも多い面倒見のいい性格。
※呪骸(じゅがい)…内側に呪いを宿して自立できる、無生物の総称。人工的に誕生した呪骸は、「核」という心臓のようなものを持つ。特定の術式はなく、戦闘の場面では、呪骸としてもともと備わった力を駆使している。
(中央)狗巻 棘/いぬまき とげ
発する言葉が呪いの武器に。おにぎりの具で会話します。
呪術高専1年。己の言葉が武器になる“呪言師”の末裔。周りの人を不用意に呪わないよう、普段は口元を隠し、おにぎりの具だけで会話を行う。そのためボキャブラリーには乏しいが、真希やパンダなど、近しい人とは、きちんと意思疎通ができている。
(左)禪院真希/ぜんいん まき
高い身体能力で呪具を操る。クールに見えて熱い努力家。
呪術高専1年。呪いを祓う特別な武具である呪具を使う。エリート呪術師の家系の一つである、名門「禪院家」の血を引く存在ながら、呪力を持たず、呪いを見ることもできない。一族を見返すために、日々奮闘し、禪院家の当主の座を狙っている。
(右)乙骨憂太/おっこつ ゆうた
好きな幼なじみに憑りつかれた悲しき運命を背負う特級被呪者。
呪術高専1年。不慮の事故で亡くなり、怨霊となった幼なじみの祈本里香に憑りつかれて絶望していたところを五条に導かれ、呪術高専に編入。そこで呪いや、呪いを祓う方法を学んでいる。入学時からすでに、呪術師の階級では別格となる“特級”を所持している。
(中央)五条 悟/ごじょう さとる
次世代の育成に力を注ぐ、他と一線を画す最強呪術師。
呪術高専の教師であり、数少ない特級呪術師の一人として名を知られた存在。次世代を担う強い呪術師を育てることを信条に教鞭を執る。飄々としており、つかみどころのない性格で謎も多い。包帯を巻いたりサングラスをかけるなど、基本的に目を隠している。
(左)夏油 傑/げとう すぐる
非術師を殲滅し、呪術師の楽園を標榜する最悪の呪詛師。
4人の特級の一人で、100を超える一般人を呪い殺して呪術高専を追放された過去があり、呪霊たちによる非術師の大量虐殺「百鬼夜行」を企てている。袈裟がトレードマークで、五条とは呪術高専の同級生。特級過呪怨霊に憑りつかれた乙骨に興味を持っている。
『劇場版 呪術廻戦 0』
強大な力を持った特級過呪怨霊・里香に憑りつかれ、苦しんでいる高校生の乙骨憂太。教師である五条 悟は、自身が教鞭を執る東京都立呪術高等専門学校に彼を編入させるが…。大人気TVアニメ『呪術廻戦』の前日譚であり原点となる、愛と呪いの物語。©2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社 ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
全国東宝系にて絶賛公開中。原作:「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」芥見下々(集英社 ジャンプ コミックス刊) 監督:朴 性厚 脚本:瀬古浩司 キャラクターデザイン:平松禎史 副監督:梅本 唯 制作:MAPPA
※『anan』2022年2月2日号より。取材、文・重信 綾
(by anan編集部)