ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、影響を与えあった二人の軌跡を辿る。
Photo by Iain Macmillan ©Yoko Ono
展示はそれぞれの生い立ちから時系列に沿って進む。二人の出会いは1966年にロンドンの画廊インディカ・ギャラリーで開催されたヨーコの個展。当時と同様、会場には彼女の作品《天井の絵》《釘を打つための絵》《リンゴ》を再現する。ジョンが感銘を受け、ヨーコに惹かれるきっかけとなった天井の「YES」を見つけた瞬間など、二人の感動を追体験できるはずだ。また東京展では、たびたび訪れていた軽井沢での家族写真や愛用の洋服なども初めて公開。《WABISABI(侘び寂び)》や《AMAI、SUPPAI、SHOPPAI、KARAI、NIGAI(甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦い)》など、ローマ字で書き込まれたジョンの日本語練習スケッチブックの原画も登場。他にも二人の肉声が収録された復刻インタビュー盤が会場限定で販売されるなどファン垂涎の品が満載だ。
ジョンの日本語練習スケッチブック ©Yoko Ono Lennon
「イマジン」手書きの歌詞 ©Yoko Ono
『DOUBLE FANTASY-John & Yoko』 ソニーミュージック六本木ミュージアム 東京都港区六本木5-6-20 10月9日(金)~2021年1月11日(月)10時~18時(金・土曜、1/11は~20時。入場は閉館の30分前まで) 12/31、1/1休 一般当日券2600円ほか※ローソンチケットにて販売 https://doublefantasy.co.jp/(公式サイト)
※『anan』2020年10月14日号より。文・山田貴美子
(by anan編集部)