横澤夏子、ネイリストの行動に「侍のような頼もしさを感じました」

エンタメ
2020.08.27
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、空間の使い方と距離のとり方が上手な女性、「脚をかわす女」になりきり。

自分が使えるスペースを即座に判断する訓練を!

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ネイルサロンへ行った時、向かい合わせに座っているネイリストさんの脚が当たらないなと思っていたら、なんと、脚を大きく開いて避けてくれていたんです。もちろん、“お客さんだからぶつからないようにしよう”という気持ちがあるのだと思うのですが、“私があなたの脚をお守りしましょう”という、まるで侍のような頼もしさを感じました。ずっと開いたまま施術をするのは大変だろうし、そもそも、脚をぐっと開くことができる股関節の柔らかさを持っているところもすごい。きっと、座る時の周りにいる人との距離感のとり方も上手に違いありません。電車のボックス席のように、向かいの席との距離がやたら近い椅子に座った時も、上手に脚を逃しているはずです。自分の体のサイズをしっかり把握できているんでしょうね。大人数が参加しているお花見でも、いい距離感で座るだろうし、4人席に5人で座る時には小さな空間にきちんと収まることができる。社会の中における自分が使っていいスペースがきちんとわかっていて、周りに配慮できる人。冷静ですごいですよね~。私のように、テーブルに脚をぶつけて揺らしてしまう…なんてミスをすることは絶対にないはず。

彼女のような人はきっと、自分がこれから入る空間を客観的に見ていると思います。なので、ある場所に到着したら即座に自分に与えられたスペースを計算し、把握するというトレーニングをしてみるとよさそうです。その力が身につくと、自分が座っている椅子が、その後ろを歩く人の邪魔をするというような出来事も減るだろうし、自宅でも自分が心地よく動ける生活の動線をきちんと確保できそうです。空間の使い方が上手になって、インテリアスキルもアップしそうですよね!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。

※『anan』2020年9月2日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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