岡崎体育が“脱・実家暮らし”宣言! 旅立ちの季節に夢を語る

エンタメ
2019.03.30
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ひとりだち」です。
okazaki

年度末ですね。平成最後の年度末です。入学や就職、転勤など新しい旅立ちのシーズン。この時期、引っ越しをされる方も多いのではないでしょうか。僕も正直、引っ越ししたい。いいかげん実家に居すぎやな…という思いがあります。ここでひとつ、みなさんにはっきり発信したいことがあります。僕は現在、地方の実家暮らしで自室の学習机から音楽をお届けしていますが、一生このまま実家で暮らすつもりはございません! そりゃ、これまでの活動を振り返れば、実家在住であることを堂々と宣言し、さらにはその自室をテレビの全国放送で流しているわけですから、岡崎体育=一生、実家で音楽活動するやつというイメージを持たれても仕方ないんですけど、でも僕には、いつか代官山に住んでデカイ犬を2匹飼う、という夢があるんです! 東京の物件情報とか実はめっちゃ見てるんです! 音楽をがんばって、その結果、稼いだお金で幸せに暮らしたい。一生、いい環境、いい精神状態で音楽を作り続けるための場所を自ら築きたい。これが僕の究極の成り上がりミュージシャンドリームです。さらに、引退後のセカンドライフは函館で暮らすというところまで自分の中で決まっています。

実家の子ども部屋から発信した音楽で、さいたまスーパーアリーナの単独公演が実現できるのか、というのが岡崎体育・第1章の研究課題。で、それが今年6月についに達成を迎える。そのあとは第2章へと移行するはずなのですが、それがどういう目標になるのかは今の僕にもわからない。住む場所も、東京かもしれないし、違う土地かもしれない。でも、関西在住のバンドマンやミュージシャンも、成功するしないにかかわらず、夢を持って東京に移住する人はとても多い。これまでそういう人をたくさん見てきました。僕もどうなるかわかりません。ただ、実家は出ます。これは、せっかくだからここで断言したい。実家は出ます! …なんか正直なところ、30歳にもなってひとりで生きていく力が身についていないということがいよいよ情けなくて。ひとりで暮らして、世間並みの30歳くらいの社会人感覚や生活力を身につけたいんです。…と言ってみたものの、半年くらいでギブアップしてしまうかもしれません。そのときは、「岡崎体育、“もう、無理”。音をあげて宇治にUターン」というニュースを音楽ナタリーで出したいと思います。ださ。

おかざき・たいいく オリジナルサードアルバム『SAITAMA』発売中。6/9(日)、さいたまスーパーアリーナにて、単独公演「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」を開催。

※『anan』2019年4月3日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・村田真弓 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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