高杉:今回、流星とは同級生役で共演したけど、実は俺たち、リアルでも同じ高校だったんだよね。
横浜:うん、不思議だよな。前に真宙と舞台で共演したとき、「いつか同級生役をやりたいね」っていう話をしたのを覚えてる。でも、まさかこのタイミングで叶うとは。
高杉:『虹色デイズ』は少女漫画原作の実写映画だけど、主役は男子高校生4人、というのが新しいなと思ったよ。
横浜:こういう原作モノって、わりとファンタジーの要素が強い印象があったけど、『虹色デイズ』はリアルに描かれているというか。演じているときも、「この4人が現実世界にいたらどうか」ということを常に考えながら、自分の役と向き合っていた気がする。
高杉:だから、高校生たちのテンション高い会話も、自分にとっては“あるある”な感じだった。
横浜:誰かが何か言ったらそれに乗っちゃう、みたいな?
高杉:そのリアルさっていうのは、4人の仲の良さがあってこそ、伝えられることだから。
横浜:そういう意味では、撮影中も楽しかったもんな。キャラクター的に、真宙は今回の役で演じたつよぽんとあまり変わらない感じだった気がする。
高杉:確かに、静かでマイペースなところは同じかも。反対に、役の中で4人を引っ張っていったのは、まっつん(中川大志)だけど、現実では(佐野)玲於かな。
横浜:みんなでごはん行こうってなったら、場所決めてくれたしね。それに比べて俺はもう、自由すぎて(笑)。一人でフラフラしてた。
高杉:ある意味、演じた恵ちゃんと似てるね。
屋上、浴衣、夏祭り…。青春時代の憧れもそれぞれ。
横浜:ちなみに、今回の映画で印象的だった撮影は?
高杉:やっぱり、夏祭りのシーンかな。実際に出店を開いてもらったり、エキストラの方も大勢いるなかを浴衣姿で歩くのが楽しかった。そういうシチュエーションって恥ずかしくもあるけど、心の底では憧れでもあるよね。
横浜:憧れってことなら、俺は屋上のシーンが楽しかったな。屋上で食べるごはんとか、何気ない会話とか、好きな子を眺めてわちゃわちゃしたりとか、そういうのを実際にやってみたかった、と思って。休み時間になったらみんなが必ずそこにいる、“たまり場”みたいなイメージ。
高杉:演じる側も観る側も、そういう憧れを疑似体験できるのも、映画の魅力なのかも。…ちなみに、映画に登場する女の子たちの中で、いちばんタイプだったのは?
横浜:俺はやっぱり、夏樹(佐野玲於)の片思いの相手だった小早川さんかな。自分が高校生だったら、の話だけど。放っておけない感じの子を好きになる気持ちはわかるなと思って。引っ張ってあげたくなる。
高杉:(じっと見つめて)ふーん、じゃあ俺が女の子だったら、流星が目の前を歩いてくれるんだね?
横浜:え、どういう想像…(笑)。
高杉:いや、さすがに嫌だけど。男らしいな、と思ったから。
横浜:やっぱり、最近は肉食女子が増えているらしいけど、気持ちを伝えるのは男からでなくちゃ…
高杉:あ。その話、長くなるからやめてもらっていいですか(笑)。
『虹色デイズ』 ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の「友情」と「恋」がギュッとつまった感動の青春ストーリー。佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星のカルテット主演が話題に。全国公開中。©2018「虹色デイズ」製作委員会 ©水野美波/集英社
たかすぎ・まひろ 1996年生まれ、福岡県出身。出演映画『世界でいちばん長い写真』『君が君で君だ』が公開中。秋には主演映画『ギャングース』が公開。
ジャケット¥32,500(コノロジカ) ベルト¥12,000(ジョン メイソン スミス)共にHEMT PR TEL:03・6427・1030 Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグTEL:03・5412・1937) パンツ¥24,000(VICTIM/White Gallery TEL:03・6427・4996) シューズ¥23,000(カミナンド/グラビテートTEL:03・3464・6588)
よこはま・りゅうせい 1996年生まれ、神奈川県出身。出演映画『青の帰り道』が2018年冬公開予定。‘19年には主演映画『愛唄』が公開。
シャツ¥23,000 パンツ¥32,000(共にワコマリア/パラダイストウキョウTEL:03・5708・5277) 靴はスタイリスト私物
※『anan』2018年7月18日号より。写真・前 康介 スタイリスト・石橋修一(高杉さん) 伊藤省吾(sitor/横浜さん) ヘア&メイク・堤 紗也香(高杉さん) 高草木 剛(VANITES/横浜さん) 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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