
撮影の小道具として使用した津田さんの写真。「名探偵津田」第4話につながる「電気イスゲーム」のロケに、この写真を撮るために密着を行いました。詳しくは本誌で!
現場のスタッフに悪態をついたり、早く帰りたくてゴネまくるその正直すぎる態度と、本格的なミステリードラマにネットを中心に考察が過熱するなど、最新話が放送されるたびに注目を集める「名探偵津田」。そんな『水曜日のダウンタウン』屈指の人気シリーズとなった企画から“名探偵津田”にananの表紙に登場いただきました。
まだ半袖か、もう長袖か。服装に悩む秋も深まる時期に、都内のスタジオで津田さんの撮影は行われました。もしかしたらこの撮影も「名探偵津田」企画の延長かもしれないと警戒されていたらどうしよう…と勝手に心配していましたが、さすが名探偵。これはドッキリではないとすぐにわかったのでしょうか。私たちスタッフと挨拶を交わすと、疑うことなく撮影の準備へ。
探偵事務所をイメージしたロケーションで、ananではお馴染みの寝起きから身支度までの朝のルーティン風グラビアを『探偵物語』オマージュで撮影。「名探偵津田」と言えば、長尺のロケに癇癪を起こしたり、自分の思い通りにならない状況に悪態をついたりと、感情を剥き出しにする津田さんが印象的ですが、どうやら撮影に緊張されているのか、「歯ブラシで歯を磨いてください」「エスプレッソを啜る感じで!」といろいろな注文をつけるスタッフの指示におとなしく従ってくださいました。
途中まで撮ったところで、カメラマンが撮影データをモニターに映し、その上からananのロゴを載せて即席の表紙イメージを作成。これには津田さんもテンションが上がったみたいで、「ロゴあるだけで表紙っぽくなりますね!」と思わず感嘆の声が。その後は『名探偵コナン』風に犯人を追い詰めるシーンを迫力たっぷりに演じていただいたり、革ジャンを纏い一輪のバラで自己陶酔に浸ってもらったりと、「名探偵津田」さながらの冴え渡る頭脳でシチュエーションやスタッフからのオーダーを理解し、名探偵の様々な表情を引き出せる撮影となりました。
インタビューは、「名探偵としてお忙しいなか今日はありがとうございます」と“1の世界”(ドラマの世界)の取材スタッフの設定で話しはじめると、笑いながらもすぐに状況を理解されたご様子。とはいえ最初は、「名探偵としての自覚はありますか?」と聞くも「そんなのあるわけないやん(笑)」とキレの良いツッコミが炸裂するなど、芸人全開で回答。しかし、問答を繰り返すなかで名探偵としての一面もチラチラと見えはじめ、「ライバル視している探偵はいますか?」の問いには「シャーロック・ホームズ!」と即答されました。ちなみに、「(ホームズの)好きな事件はありますか?」と突っ込むと、熟考の末何も思いつかなかったのか、なぜかポワロの話に。そんな津田さんのちょっといい加減で調子の良いところが「名探偵津田」の人気につながっているのかも、と密かに納得するインタビューとなりました。
誌面では、そんな愛すべき名探偵のサポート役で登場するみなみかわさんや、津田さんのファンでスタジオゲストとして企画を見届けたヒコロヒーさん、演出を担当した藤井健太郎さんのインタビューも掲載。いろんな角度から見た「名探偵津田」の魅力をお届けします!(YW)
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『水曜日のダウンタウン』の人気企画、「名探偵津田」。その名推理から“名探偵津田”と名高いお笑いコンビ・ダイアンの津田さんが雑誌『anan』2477号スペシャルエディション表紙に登場! 現在放送中の「名探偵津田」第4話で活躍中の津田さんに、クールでスタイリッシュな雰囲気でスペシャルエディション表紙を飾っていただきました。

























