文/並木まき
時短美容家が実践中の夏美容1:シートマスク
肌不調の原因には、乾燥が関係していることが多いと思います。あれこれと化粧品を加えるよりも、シートマスクを1回使うだけで肌状態が改善することも少なくありません。
効率的に保湿を強化できるという意味では、シートマスクは時短美容の救世主。自分の肌悩みに合ったマスクを選ぶのが満足度を上げるポイントです。最近では安価でも優秀な製品が多いため、予算に合わせて選びやすくなっています。
迷ったときにはハリや弾力にアプローチできる「セラミド」や、毛穴や透明感に働きかける「ビタミン」が入ったものが使いやすいと思います。
時短美容家が実践中の夏美容2:ビタミンCで集中ケア
時短美容視点において「飲む」「食べる」のほかに、デイリーケアに“ビタミンC誘導体”コスメをプラスするのがおすすめ。
夏の肌不調は紫外線ダメージが関係していることも多いです。デイリー美容にビタミンC美容を取り入れることで、改善が期待できるだけでなく、夏にありがちな肌悩みに幅広く対応できるでしょう。
最近では普段のお手入れにプラスするだけで使えるビタミンCコスメが増えているので、手軽に取り入れやすいですよ。価格帯も幅広いので、予算に合わせて選べるのも良いですね。
時短美容家が実践中の夏美容3:湯船への入浴
筆者が効果を感じやすい夏美容が、湯船への入浴です。夏はエアコンや寒暖差などで血流が悪くなり、肌不調が起こりやすい季節。湯船に入浴する習慣を取り入れるだけで血行の改善が期待でき、肌の調子が戻ることも多いのです。
また新陳代謝を促す作用も期待できるので、肌のターンオーバーが整ったりリラックス効果が期待できるなど、入浴は大きな美容習慣だと言えるでしょう。エアコンの冷えによる“くすみ”が気になるときにも、入浴をすることで血行が改善されて顔色アップが狙えます。
夏は暑いので、長湯をするとかえって疲れてしまうこともありますよね。38〜40度くらいのお湯に10〜15分浸かるだけのお手軽入浴でも、スキンケア効果が十分に狙えます。
夏の肌は疲れを感じやすいですが、日々のお手入れにちょっとしたケアをプラスするだけで、肌の調子がよみがえります。ぜひ、デイリー美容にひと手間を加えて、夏の美肌を育んでいきましょう!
©RUNSTUDIO/gettyimages