文・比嘉桃子
梅雨のヘアケア、何を重視したらいい?
梅雨になると髪が広がり、なかなかスタイリングがうまくいかないという方が多いのではないでしょうか。
その原因は「髪の傷み」。髪が傷んでいると、湿気が髪内部にどんどん入り込み、水分のバランスが崩れてしまいます。その結果うねりやクセが発生し、髪がまとまりにくくなってしまうんです。
そこで、髪の傷みを軽減するためのヘアケア方法をご紹介。梅雨を快適に乗り切れるよう、いつもより少しだけ髪に意識を向けてみませんか?
こまめなブラッシング
実は、ブラッシングはかなり効果的なヘアケア方法。シャンプー前、トリートメント中、ドライヤー前後、外出先などさまざまなタイミングで効果を発揮してくれるため、ぜひ活用してみましょう。
とくにおすすめのタイミングがシャンプー前。ブラッシングしてからシャンプーをすると、ほこりが浮き上がり、シャンプー時の髪への負担を軽減してくれるんです。髪のからまりがほどけることによって、シャンプーの泡立ちがよくなるという効果も期待できます。
筆者はAVEDAの「パドル ブラシ」を愛用中。髪や頭皮に負担がかからず、髪の絡まりも簡単にほどいてくれます。頭皮のマッサージにも使えるので、リラックスタイムにも活躍してくれているヘアケアアイテムです。
ダメージを補修してくれるシャンプー&トリートメント
梅雨時期のシャンプー&トリートメントには、ダメージ補修効果のあるものを選びましょう。髪内部の水分バランスを整え、健康的な髪を育てていくことが大切です。
筆者のおすすめは「エイトザタラソ クレンジングリペア&モイスト 美容液シャンプー」と「エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメント」のライン使い。どちらもドラッグストアで購入可能です。
ダメージにより空洞が多くなってしまった髪に、水分を届けて持続。さらに、剥がれてしまったキューティクルを接着するように補修し、梅雨の不要な湿気をブロックしてくれます。
フローラルな香りも心地よく、梅雨のジメジメした気分まで吹き飛ばしてくれるシャンプー&トリートメントです。
通常のシャンプーに加えて、ドライシャンプーの使用もおすすめです。ドライシャンプーとは、水を使わないシャンプーのこと。「エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー」は、スプレーするだけで余分な皮脂をオフし、まるでシャンプーしたかのようなサラふわ髪に仕上げてくれます。
汗で頭皮がジメジメしているなと感じる時は、ドライシャンプーでサッとケア。梅雨の湿気による不快感が、一瞬で吹き飛びます!
ドライヤーは「冷風」も活用
髪が長ければ長いほど、ドライヤーって面倒ですよね…。筆者もドライヤーが大嫌いで、何かと理由をつけては後回しにしてしまいます。
しかし、髪を濡れたまま放置するのは危険。髪が濡れている時は傷みやすく、クセが出やすい状態なんです。お風呂上がりはなるべく早く乾かすようにルーティン化してしまいましょう。
ただ、乾かしすぎにも要注意。温風で乾かし続けると、水分を過度に飛ばし、逆に乾燥するという現象が起きてしまうんです。そんな時活用してほしいのが「冷風モード」。熱をほどよく逃して乾燥を防いでくれます。
筆者が使用しているのはパナソニックの「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J」。かなりの風量で乾かす時間を短縮してくれるため、ずぼらな筆者にぴったり! さらに「温冷リズムモード」を使うと髪のうねりが取れ、つるんとした髪に仕上がります。
アウトバストリートメントにこだわる
梅雨時期のヘアケアは、アウトバストリートメントにもこだわりを。ダメージ補修やうるおいケア、紫外線対策ができるアウトバストリートメントを取り入れるといいでしょう。不要な湿気を吸い込まない、健康的な髪に育ててあげることが大切です。
おすすめは「エルジューダ サンプロテクト セラム」。SPF30/PA+++と日常生活には申し分ない紫外線カット効果を搭載し、髪へのダメージを軽減。また、スキンケアにも使用されるようなうるおい成分を配合することで、なめらかな指通りを実現してくれます。
髪への紫外線対策を怠っている人は多いもの。梅雨時期からUVカット効果のあるアイテムを使用し、髪の健康を守ってあげてくださいね。
梅雨でも広がらない健康的な髪を手に入れる
梅雨におすすめのヘアケア方法&アイテムを紹介させていただきました。
ジメジメした空気に加えて、髪のスタイリングがうまくいかないとお出かけが億劫になりがち。ぜひ梅雨こそヘアケアをアップデートして、健康的な髪を手に入れましょう!