文/寒川あゆみ
拭き取り化粧水と導入化粧液の違い
私たちの肌は細胞が代謝を繰り返し、最終的にあかとなって自然と剥がれ落ちるとされています。しかし、肌の表面にメイクや皮脂などの汚れが残っていたり、細胞の代謝が停滞していたりすると、ザラつきやゴワつき、皮脂づまりが起こる、化粧水の浸透が悪いと感じるなどの原因になることも。
角質をつるっとさせたい、もしくはうるおいを持続させたい場合は、目的に応じて拭き取り化粧水と導入化粧液を使い分けるのがおすすめです。
拭き取り化粧水とは
拭き取り化粧水は肌のザラつきやゴワつき、毛穴汚れを拭き取り、肌表面をきれいに整えるもの。角質が整うことで化粧水が浸透しやすくなり、キメの整った肌に導いてくれるでしょう。
導入化粧液とは
導入化粧水は角質が停滞して化粧水などの浸透が悪いときや、うるおいを維持したいときにおすすめ。化粧水の前に使うことで角質が柔らかくほぐれ、浸透しやすくなるでしょう。その結果、ふっくらとした肌が目指せます。
それぞれの違いや肌悩みに適したおすすめを解説!
『無印良品』では「拭き取り化粧水」、「クリアケア薬用拭き取りローション」、「導入化粧液」が展開されてます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
「拭き取り化粧水」
「拭き取り化粧水」は岩手県釜石の天然水に、天然うるおい成分のツバキ種子エキスなど5種類の植物エキスとアンズ果汁を配合。
「拭き取り化粧水」は、次のような肌悩みの方におすすめです。
・敏感肌や乾燥肌で、フェイスラインと鼻まわりのゴワつき、ザラつき、皮脂づまりが気になる
【商品情報】
無印良品「拭き取り化粧水」
価格:¥2,290(400ml)、¥1,290(200ml)
「クリアケア薬用拭き取りローション」
「クリアケア薬用拭き取りローション」は、岩手県釜石の天然水にニキビや肌荒れを防ぐ有効成分グリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロールのほか、天然のうるおい成分ツボクサエキス、ブドウ葉エキスなど4種のフルーツエキスを配合。使用感はさっぱりとしています。
「クリアケア薬用拭き取りローション」は、次のような肌悩みの方におすすめです。
・肌荒れやニキビを予防したい
・混合肌でフェイスラインや鼻まわりのゴワつき、ザラつき、皮脂づまりが気になる
【商品情報】
無印良品「クリアケア薬用拭き取りローション」
価格:¥1,590(300ml)
拭き取り化粧水の使い方
1.洗顔後、コットンに適量を含ませ、角質のザラつきやゴワつきが気になる部分を優しく拭き取る。
2.化粧水、乳液、クリームなどで肌を整える。
「拭き取り化粧水」「クリアケア 薬用拭き取りローション」はコットンで拭き取りながら角質を整えるもの。そのため、肌荒れなどの肌トラブルが起きている時は使用を控え、肌状態が落ち着いてから使用するのがおすすめです。
「導入化粧液」
「導入化粧液」は、岩手県釜石の天然水に、天然のうるおい成分であるツバキ種子エキスなど5種類の植物エキスとアンズ果汁を配合。みずみずしくうるおいのある使用感です。
「導入化粧液」は、次のような肌悩みの方におすすめです。
・乾燥により化粧水が浸透しにくいと感じる
・敏感肌、乾燥肌で化粧水のうるおいをしっかり届けたい
【商品情報】
無印良品「導入化粧液」
価格:¥1,990(400ml)、¥390(50ml)
導入化粧液の使い方
1.洗顔後、手またはコットンに適量を含ませ、顔全体に優しく広げてなじませる。
2.化粧水、乳液、クリームなどで肌を整える。
『無印良品』の化粧水は無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリー。敏感肌の方でも使いやすいのが特徴です。今回お伝えした内容を参考に、ご自身に合うものを選んでみてくださいね。
【参考】
『無印良品』公式サイト
寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty