取材、文・二俣愛子
知らなきゃ損! 安い! 日本の1/5の価格で受けられる韓国の美白レーザー!
韓国美容医療のいいところは、高い技術力はもちろん、なんといっても日本に比べて価格が圧倒的に安いということに尽きるのではないでしょうか。
私は普段から日本のビューティインフルエンサーの方々もチェックしているのですが、その中でも比較的多くの方が定期的に受けていて気になったレーザー治療が「フォトフェイシャル(IPL)」。
「韓国では一体いくらぐらいでできるのかしら?」と気になって調べていたところ、とんでもない価格差があることがわかりました。
(と言っても、私が普段通っている韓国のクリニックが破格すぎるというのもあるのですが)
私が韓国で超お得に受けたIPL(フォトフェイシャル)、そして一緒に受けると効果が高まると言われているトーニング、ジェネシスレーザーも受け、効果を感じたので、今回ご紹介したく、再び受けてきましたのでレポートします。
ちなみに、3つのレーザー、全部合わせて約7,700円でした!(激安!)
そもそもIPLとは?
IPLとは、Intense Pulsed Light(強力脈波光線)の略称で、皮膚の美容治療に使用される光治療の一種。
一般的に、肌のシミ、シワ、色素沈着、血管拡張、ニキビ跡などの改善に使用され、治療部位に対して強力な脈波光線を照射することで、皮膚の下のメラニンやヘモグロビンに反応し、それらを分解・除去することで、肌のトーンや質感を改善することができるのだそう。
カウンセリングで、IPLを受けるときには、トーニングとジェネシスレーザーも一緒に受けると効果的と教えていただきました。
トーニングは、皮膚表面にあるメラニン色素に対してレーザーを照射して、シミやそばかすなどの色素沈着を改善するもの。また、コラーゲン生成を促進する効果もあるため、肌のハリや弾力を改善する効果も期待されているのだとか。
一方、ジェネシスレーザーは、肌の表面から深い部分まで照射することができ、毛穴の引き締めやニキビ、赤ら顔などの改善に効果があると言われているもの。
また、それぞれ痛みやダウンタイムが少ないことが特徴で、即効性を求めるよりも、継続的な治療向け。最低でも各5回以上は受けたほうがよいとのことです。
まずはトーニング+ジェネシス
今回のレーザーの場合は、麻酔クリームなどはなしで、洗顔後いきなり施術スタート。
先生によると、これらのレーザー治療の場合は、麻酔クリームで痛みをまったく感じなくなるとどこまで出力をあげて大丈夫なのかの見極めが難しいそう。知らず知らずのうちにその人の肌が耐えられるレベルを超えてしまうことも稀に起きることがあり、麻酔はしないで行うのがベストとのこと。
まずは、トーニングで肌表面のメラニン色素めがけて照射していきます。パチパチと軽く輪ゴムで弾かれているような刺激がありますが、痛くはありません。全体的に当ててもらいますが、シミが多い場所には何度も集中的に当ててくれるのもわかり「先生、さすが! センス!」と心の中で独り言。
続いてジェネシス。肌の表面だけではなく奥にも狙えるもので、根深いニキビ跡やシミに効果的とのこと。施術中は、まるで温かいお湯を垂らされているような不思議な感覚。時々パチッと軽い痛みがありますが、今まで受けてきたレーザー治療の中では、ありんこレベルです。
また、ジェネシスには顔の産毛を除毛してくれる効果もあるのでメイクのりも良くなるのだとか。
部屋を移動してIPL
IPLは違う部屋に案内されました。まず、アイスジェルと呼ばれるとんでもなく冷たいジェルをたっぷりと塗ってもらいます。
「はっ!!! つ、冷たいですね!!!!!」と、つい言ってしまうほど恐ろしく冷たくて、顔に痛みを感じるレベル。
しかし、徐々に顔の熱がジェルに移行していくのか慣れていきます。ジェルはつけたままIPLを照射します。
IPLは、非常にまぶしいのでアイカバーをしてもらいますが、それでもカメラのシャッターを肌の上で受けたような強いまぶしさと熱を感じるので、打たれるたびにびくついてしまいました。
以前IPLを受けたときは、出力レベルが強くて痛みを感じたので、先生にその旨を伝えると少し弱くしてもらったおかげで痛みをほとんど感じずに受けることができました。
出力レベルが低いから効果が弱いというわけではないそうで、あくまでも大切なのは繰り返し続けることだそう。それなら出力弱めで痛みが少ないほうが続けるためのストレスはないですよね。
IPLのあとはジェルを落としてもらい、鎮静用のアンプルを塗って施術は終了!
終わった直後は赤くなりました
私は敏感肌なこともあり、レーザー治療のあとは大体赤くなります。
以前IPLとトーニングを受けたときは、全体的に虫にさされたように腫れてしまい軟膏も出してもらったのですが、今回は以前よりも赤みは控えめでした。
目立つ赤みは1時間ほどでさっと引きましたが、刺激を受けた肌は乾燥して毛穴が目立ちました。
1週間後のビフォー&アフター公開
写真で比べてみると、左のビフォーに比べて肌のトーンが健康的になりくすみが解消されたような雰囲気。
正直、初めて受けたときはかなり白くなったのを実感したのですが、今回はそこまでのインパクトはなかったかなという印象。
逆に気になっていたシミそばかすが浮かび上がってきたよう。しかし、これはケアを続けることでどんどん排出されていくのではという期待感あり。
ただ、毛穴の引き締めには効果を感じています。以前受けたポテンツァとの相乗効果かもしれません。
肌のターンオーバーに合わせて3~4週間ごとのタームで施術すると効果的とのことで、しばらく通ってみようと思います。
日本の約1/5! この価格なら継続できる!
今回受けた皮膚科での価格は以下になります。
IPL 25,000ウォン(約¥2,500)
トーニング 25,000ウォン(約¥2,500)
ジェネシス 25,000ウォン(約¥2,500)
※ トーニング+ジェネシス 45,000ウォン(約¥4,500)
※ すべて税別
3つのレーザーを合わせて70,000ウォン(約¥7,000。税込価格 約¥7,700)でした。皮膚科の詳細は、記事の最後に記載しています。
それぞれのレーザー治療の日本での相場を調べてみると、IPL ¥25,000、トーニング¥8,000、ジェネシス¥5,000~。
いや~どれだけ安いかわかりますよね。
目指せIUみたいな白玉肌!
劇的な変化というよりも日頃のケアとして続けたいIPLをはじめとする美白レーザー治療。
私は1回目に肌のトーンがかなり明るくなったのを感じられたのと、韓国在住の友人も同じ施術を受けてシミが薄くなったからと通っているのもあり、今回は驚くような変化はなかったものの、しばらく通ってみようと思います。
また、日本のビューティYouTuberさんが「IPLは、モデルやアナウンサーがほぼ受けている施術。はじめのうちは全然効果を感じなくて半信半疑だったけれど、続けていくうちにあるときから突然シミも毛穴もなくなったんです!」と、目をキラキラさせながら言っていたあの言葉を励みに地道にケアしていきます。
IUちゃんみたいな白い透明肌、目指します!
Information
『リメイ皮膚科』
住所:ソウル特別市 中区 茶山路104 5F
アクセス:地下鉄「薬水駅」7番出口出てすぐ左のビル5階
※ビルの正面入り口にはエレベーターがありませんが、その左側にある階段を登った出入口にはエレベーターがあります。
営業時間:平日10:00~21:00、土 10:00~17:00(日祝休診)
※13:00~14:00ブレイクタイム
予約:カカオトーク@리메이 피부과
二俣愛子
韓国・ソウルを拠点に、雑誌やWEBメディアでライターとして活躍中。コスメからグルメまで最新の韓国事情をインスタグラムでもお届け。ジュエリーショップ「owol.」(@owol__official)のディレクターも務める