うっかりやりがち!? アラフォー世代の“老け見え”につながる「NG時短メイク」3つ

ビューティ
2023.01.05

文/並木まき

時短メイクは便利ですが、過信しすぎると“老け見え”を招いてしまうかもしれません。「これさえしていれば、大丈夫」という油断は禁物! そこで今回は、時短美容家の並木まきが、うっかりやりがちな“NG時短メイク”のポイントをご紹介します。

「時短メイク」にもNGがある?

仕事や家事、育児と両立をしながら美を磨くにあたって、時短メイクを意識する方もいるでしょう。最近では「時短」を謳ったコスメも多く、上手に活用している女性も多いはず。しかし一方で、アラフォーは肌の変化にも直面しやすい年代。“いつも同じ時短メイク”をしていると、狙った通りの美容効果が得られないかもしれません。

NG美容1:いつでも一定量の「オールインワン」で保湿不足

いつでも一定量の「オールインワン」で保湿不足

オールインワンタイプのスキンケアコスメは、洗顔後や入浴後に「これひとつでOK!」という手軽さが人気ですよね。最近のオールインワンは、肌の悩み別に選べるものも増えています。しかし毎回同じスキンケアだと、どうしても細かな肌の状態に対応しきれていないことも。

最低限のスキンケアはできても、環境や肌状態によっては「お手入れ不足」に陥ってしまうことがあります。スキンケアの基本は「保湿」。忙しいときでも保湿ケアはしっかりとやっておきたいところです。メイクをする前の保湿が足りていないと、ベースメイクが崩れやすく、老け見えを招く原因につながる可能性も。

「オールインワンコスメ」を使い慣れている人ほど、“一度の量はこのくらい”と定量が定まってしまいがちですが、アラフォー世代は日によって乾きが強いこともあるので気をつけて。その日の肌状態を見極めながら量を調節することが、保湿不足に陥らせないポイントです。自分の肌状態に合わせた微調整も心がけてみてくださいね。

NG美容2:“ひとつ○役”のベースコスメでカバー不足

“ひとつ○役”のベースコスメでカバー不足

慌ただしい朝のメイクで時短を心がけるとき、ひとつで何役もの役割を果たすファンデーションやBBクリームは便利ですよね。しかし、くすみやクマ、濃いシミやシミ予備軍など肌に変化が出やすい世代は、時短コスメだけですべてを終わらせようとすると、カバー不足に陥ってしまうこともあるので要注意。

カバー不足のベースメイクだと、顔色が悪く見えたり手抜き感が出たりすることも。とくに肌の不調や顔色が悪いときには、カバー力を重視したメイクに変えてみてください。その日の調子を見極めながら、必要に応じてカラー下地やコンシーラーを追加する“ひと手間”を加えてみましょう。

NG美容3:拭くだけクレンジングに頼りすぎる

拭くだけクレンジングに頼りすぎる

拭くだけでメイク落としできるアイテムも、忙しい日に便利な存在ですよね。丁寧なクレンジングが面倒に感じるとき、本当に“拭くだけ”で終わるクレンジングには感動すら覚えるもの。しかし簡単だからといって過信していると、毛穴汚れが溜まって老け見え肌を招く可能性も…。

アラフォー世代の毛穴はたるみを感じやすく、開き毛穴も深刻な悩みを抱えがち。「メイクさえ落としていれば安心」とは言えなくなってくる年代でしょう。自分の毛穴の状態をきちんとチェックしながら、ときにはブラシによる洗顔など毛穴を意識したお手入れを取り入れてみて。

毛穴が目立つ肌は、それだけで老け見えのもと。拭くだけクレンジングに頼りすぎてうっかり“毛穴老け”が起きないように、日頃から毛穴の状態をチェックする習慣を取り入れておきましょう。

美容は自分に必要なものを見極めてケアをすることで、満足度が上がるもの。ぜひ、そのときの肌状態や年代に応じた時短テクニックを上手に取り入れてみてくださいね。

©Maria Korneevam/gettyimages
©Fast&Slow/kouta/PIXTA(ピクスタ)

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