知らぬ間に“目元のシワ”が深くなってない…?「乾燥小ジワ」を防ぐスキンケアポイント

ビューティ
2022.11.04

文/寒川あゆみ

秋冬の乾燥により、肌のカサつきが気になる人は多いのでは? 特に目元や口元は乾燥しやすいうえ、表情の動きによってシワが目立ちやすい場所。日々のケアが大切です。そこで今回は、エステティシャンである筆者が「目元と口元の乾燥小ジワ」を防ぐためのスキンケアや、マッサージのポイントをご紹介します。

目元と口元のスキンケアポイント

秋冬は空気の乾燥によって肌の水分が奪われ、水分や油分の不足によってカサつきや粉っぽさを感じやすくなります。さらに乾燥状態が続くと皮めくれやシワっぽさに悩むことも。

特に目元や口元は乾燥しやすいため、日々のスキンケアでしっかりうるおいを補いましょう。

(1)洗顔後は化粧水を数回重ねる

化粧水 (コットン、手のひら)

洗顔後は、手のひらまたはコットンに化粧水を適量とり、顔全体になじませましょう。ここで終わらず、さらに化粧水を数回にわけて重ねていくのがポイントです。

化粧水を肌に浸透させる

化粧水をバシャっとつけるだけでは、きちんと肌のすみずみまで浸していないことも。肌が乾燥していると水分が浸透しにくいこともあるため、事前の浸透→本浸透させるイメージで重ねてください。

コットンの毛羽立ちなどが苦手なときは手のひらでもOK。しかし手のひらにも化粧水が吸収されてしまうため、コットンを使わない場合は特に、数回に分けてたっぷり水分を補いましょう。

(2)保湿美容成分の美容液やシートマスクをプラス!

保湿美容液をなじませる

化粧水で水分を補ってもうるおいが足りないと感じる場合はセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿美容成分が配合された、美容液やシートマスクでうるおいを強化しましょう。

また肌が乾燥していることで、化粧水のピリつきや肌荒れを感じる場合はセラミドを補給。スキンケア後のうるおいが持続しない場合はヒアルロン酸やコラーゲンを意識して取り入れるのがおすすめです。

(3)乳液・クリームでうるおいを逃がさない

乳液をなじませる

肌にとって美容液は栄養剤のようなものです。また乳液はクリームを馴染みやすくして、さらにクリームでうるおいを逃がさないようにフタをしましょう。

化粧水と美容液をつけたあとは、忘れずに乳液とクリームのステップを踏んでください。

小ジワを防ぐためにはマッサージも大切!

目元や口元は表情の動きによってシワが入りやすい場所。土で例えると、雨不足(スキンケア不足)によって小さなひび割れができ、地震による衝撃(表情筋の動き)で大きなひび割れが起きるようなイメージです。

シワが深くなった、戻りにくくなった…という状態を防ぐためには、スキンケアでうるおいを高めたうえで、マッサージで表情筋をしなやかにすることが大切ですよ。

目元・口元のマッサージポイント

乳液、クリーム、オイルを肌に広げる

1.乳液、クリーム、オイルなどすべりの良いものを肌に塗布します。

口角から噛み合わせに流す

2.中指と薬指を口角に沿わせ、噛み合わせの方向に10回流します。

鼻の横から頬に流す

3.中指と薬指を鼻の横に沿わせ、頬に向かって10回流します。

目元を流す

4.中指と薬指を目頭の下に沿わせ、目尻に向かって優しく10回流します。

目元・口元の乾燥やシワが気になる場合は、スキンケアの仕方を見直したり、マッサージを取り入れたりしてみてくださいね。

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