体内のプロテインを増やす“プロテイン美容”が誕生。
内科・皮膚科医の友利新さんは、スキンケアの新ジャンル“プロテイン美容”に興味津々。「2023年は人と直接会う機会が増えるはずなので、マスクの下でたるんだ肌や、増えたシワをケアしたい。そこで、体が作るプロテインを増やし、質を良くする“プロテイン美容”の出番。プロテインが密な肌は、弾力が高くシワができにくいそうです。プロテインは食事で摂るだけでなく、肌の中から増やす時代になるかも」
肌のプロテイン密度に着目。クリーム状の美容液が潤いを与え、ハリ感を高める。リンクルショット ジオ セラム プロティアン[医薬部外品]40g¥11,000 1/1発売(ポーラ TEL:0120・117111)
“リキッドリップ”でリップメイクが復活。
’23年は、アフターコロナでマスクを外す時間がさらに増えるはず。そこでロフトのバイヤー石田千佳さんは、リップがトレンドアイテムになると予想。「マスク生活で一時期需要が落ち込んだリップですが、最近はSNSで話題になるアイテムが増えるなど、復活の兆し。引き続き注目アイテムになると考えています。特に人気を呼びそうなのが、落ちにくくてしかもツヤやかに仕上がるリキッドタイプです」
手前から、クリアな発色のブラウン系。ディヴァインリップジェム 06¥3,850 1/1発売(THREE TEL:0120・898・003) 保湿力の高いティント。タイムレスグロウ ルージュティント 01¥3,300 1/6発売(ジルスチュアート ビューティTEL:0120・878・652) ツヤやかなジェル膜で唇をコート。キス リップアーマー 03¥1,430(銀座ロフトTEL:03・3562・6210)
“バクチオール”配合のエイジングケアコスメ。
コスメの配合成分や処方に詳しいコスメコンシェルジュの小西さやかさんは、“バクチオール”のブレイクを予言する。「バクチオールとは、エイジングケアに役立つレチノールと似た働きをする、植物由来成分のこと。いま美容業界は、動物由来成分を排除した“ヴィーガンコスメ”が世界的なトレンド。植物由来成分でできたバクチオールは、ヴィーガンコスメに配合できる成分として脚光を浴びています」
右から、ふっくらハリ肌に導く。モモタニ ハピネス ボーテ リバイタライジング 30ml¥1,980(桃谷順天館 TEL:0120・12・4680) 乾燥による小ジワを防ぐ。アズミー センシティブエッセンス 48ml ¥6,200 1/12発売(キナリ TEL:0120・47・3999) 肌の透明感をアップ。C10 グロウ セラム 30ml ¥5,940(ザ ボディショップ TEL:0120・992・570)
“ヌーディカラー”が作る抜け感がポイントに。
メイクのトレンドセッターとして活躍するヘア&メイクアップアーティストpaku☆chanさんによると、来シーズンは“ヌーディカラー”が要チェック。「Y2Kファッションの流行に伴って、目元を黒のアイラインやマスカラで盛るルックがきています。そこに合わせたいのが、ベージュやブラウンで作る、ヌーディメイクの抜け感。パールやマットを組み合わせて、美しい陰影で彩るメイクを作りたい気分です」
右手前から時計回りに、ピンクを帯びたブラウン。ザ アイシャドウ マット 103M¥2,200 1/6限定発売(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683) モードでツヤやかなベージュ。トリートメント ラッピング リップ 02¥4,400 1/20発売(SUQQU TEL:0120・988・761) コーラルベージュ×光沢カラー。ルナソル カラーリンググレイズ EX06¥6,820 1/20限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)
※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・市原慶子 スタイリスト・古瀬絵美子 取材、文・風間裕美子 鈴木恵美 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)