重力に負けて下がってきたバストを引き上げたい!
デコルテを鍛えるイメージで! 胸にハリが出てバスト位置が高くなります。
若くても油断すると下垂していくバスト。猫背や巻き肩がそれをさらに加速させます。そこで姿勢を意識したダイナミックな動きを取り入れ、確実なバストアップを狙います。大きな動きでデコルテにハリをもたせ、魅せる胸を作りましょう!
【週2~3日×3種目・3セット】
A:膝つきプッシュアップ+B:ペックフライ+C:パームプレス
→セット間のインターバル=30秒、種目間のインターバル=30秒。
3種目すべてがバストアップのためのマストトレ。狙いはすべて胸の筋肉の大胸筋。よって一度のトレーニングで3種目を必ず行いましょう。筋肉痛があるときは週2回にしても十分な効果は望めます。
A:二の腕にも効く
膝つきプッシュアップ/15回×3セット
男性に比べて胸の筋肉が弱い女性にとって、スタンダードな腕立て伏せはハードルが高い種目。でも膝つき姿勢なら苦しい思いをせずにバストアッブ効果が。
STEP1:床に四つん這いになり、肩幅より手のひら1つ分広めに両手を床につく。両脚の幅は腰幅。骨盤の真下で膝を床につける。
・肩幅より手のひら1つ分外側に左右の手をつく。指先は前に向ける。
・つま先は立てて床につける。
STEP2:肘を外側に開いて曲げ、胸をできるだけ床に近づける。しっかり大胸筋と、二の腕にも刺激が入っているか確認を。元の姿勢に戻る。
・胸をできるだけ真下に向かって床に近づける。
・顎が床ギリギリの位置まで来たらストップ。
NG:肘を閉じて曲げてしまうと、屈曲の動作にブレーキがかかって胸が床に近づかない。結果、胸ではなく腕にしか効かない。
B:肘の動きで胸にハリを
ペックフライ/15回×3セット
肘を大きく開閉させ、胸の筋肉全体を鍛えるトレーニングです。肘を開くときにはデコルテにストレッチをかけ、肘を閉じるときにバストの谷間に刺激を入れます。
STEP1:まっすぐに立ち、肘を開く。肘の位置が肩より後ろに来るように、しっかりと胸を張る。
・肘は90度に曲げる。
・腕を左右に開いて胸を張る。
・かかとをつけてまっすぐ立つ。
STEP2:肘を閉じ、バストトップの高さでくっつける。最後に肘を内側に返す。元の姿勢に戻る。
・肘を内側に返して前腕をくっつける。
・胸を張ったまま肘を閉じる。
C:ひたすら谷間を収縮
パームプレス/15回×3セット
こちらはひたすら胸の筋肉を収縮させる種目です。腕を上げるときに鎖骨の下、大胸筋の上部に刺激が入ります。バストアップをイメージして上へ上へと肘を上げましょう。
STEP1:まっすぐに立ち、胸の前で左右の手のひらを合わせる。この段階では肘は開いた状態。
STEP2:合わせた手のひらを互いに押し合うようにして上げていく。自然に肘同士が近づく。
STEP3:バストアップをイメージしながら、肘を肩の高さまで引き上げてくっつける。1に戻る。
こうけつ・えいじ 大手パーソナルジムを経て、「Apple GYM」のボディスタイリストとして数多くの女優・モデルも指導。「Apple GYM」では、重心と姿勢を改善することで寸胴体型をメリハリのあるスタイルに変える、オリジナルのボディメイクをプロのパーソナルトレーナーがマンツーマンで指導している。現在、23区を中心に東京、神奈川、大阪で43店舗を展開。https://applegym.jp/
ブラトップ¥9,350 レギンス¥13,200(共にダンスキン/ダンスキン ビューティフルシングス シブヤヒカリエ シンクス TEL:03・6434・1672)
※『anan』2022年7月20日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・武政 ヘア&メイク・yumi(Three PEACE) モデル・宗馬さよ(NMT) 取材、文・石飛カノ
(by anan編集部)