キュッと締める感覚はアイテムを使って身につけて。
「膣は常にふかふかで、締まりが良く、粘液で潤っている状態が理想。それには膣を締める感覚を掴むこと、骨盤のインターマッスルである骨盤底筋群を鍛えることが不可欠です」
と植物療法士の森田敦子さん。近道は、専用のトレーニングアイテムを使うこと。中に入れることで膣をしっかり意識できるうえ、中に入れたものが落ちないようにしながら、力を入れて息を吐くことを繰り返すだけで、効果的に鍛えることができる。
「最近は、スマホアプリを使って膣圧を測れるトレーニングアイテムも。若いうちからのトレーニングがおすすめです」(白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長・海老根真由美先生)
(1)入れているだけで、中のおもりが転がって筋肉を刺激。
ドイツ国内で、最高級シリコンを使って作られた膣トレボール。1日30分~1時間、膣に入れたまま普段通りに生活するだけで、ボールのおもりがコロコロと転がり筋肉を刺激して鍛えられる。こちらはシリーズ中でも最も軽い42g、指2本ほどの直径のビギナー向け。ラブパール・ライト¥3,300(アジュマ TEL:0120・953・129)
(2)体調やレベルに合わせて形と重さを使い分けて。
レベルや体調によって使い分けられる、3つセットのトレーニングボール。初心者は、抜け落ちにくい大きい球タイプを経て、くびれがくっきりした長さのあるタイプに移行するのがおすすめ。慣れてきたらいちばん小さく重量のあるタイプにチャレンジを。最高級シリコン使用で肌触りもやさしく安心して使える。Je joue AMI ケーゲルボール パープル¥9,680(アジュマ)
(3)おもりとなるベルを追加して徐々にレベルアップを!
黄色のシリコン部分を膣に入れ、おもりとなるベルを下げた状態で足を開いて立ち、10秒ホールド→20秒リラックスを繰り返す。徐々にベルを追加することで、負荷をかけた効果的な骨盤底筋トレーニングができる。週3回、1回5分の使用がおすすめ。ケーゲルベル¥12,980(fermata store info@hellofermata.com)
(4)アプリで膣圧を測定し最適なトレーニングができる。
スマホアプリと連動して膣圧を測定し、自分に合ったトレーニングをプログラミング。1日に1セット5分程度で効果的に鍛えられる。トレーニング結果は自動で記録され、レベルに合わせて難易度がアップ。イギリスでは、国民保険「NHS」において品質が評価され、病院で注文できるようになっている。elvie トレーナー¥29,700(アジュマ)
海老根真由美先生 白金高輪海老根ウィメンズクリニック院長、産婦人科医。女性一人一人のライフスタイル、ライフステージに寄り添った治療に定評がある。クリニックには膣をケアするレーザー治療なども導入。
森田敦子さん 植物療法士。キュレーターを務める、フェムテック POP‐UP「センシュアル・ライフ」が伊勢丹新宿店本館3階にて7/28~8/3に開催。オンラインフェムテックセレクトショップ「WOMB LABO」も近日オープン予定。
※『anan』2021年7月14日号より。写真・恩田はるみ スタイリスト・山本瑶奈 取材、文・古屋美枝
(by anan編集部)