“肩&首のこり”は納豆&らっきょうで!? 血の巡りを改善する方法

ビューティ
2020.03.19
季節や年度の変わり目は、心身ともに乱れやすい時期。ここでは春に起こりやすいトラブルのひとつ“肩や首のこり”に注目。養生法の観点から、食事と生活習慣に関する解決法を紹介してくれたのは、国際中医専門員の櫻井大典先生です。

血の巡りの悪さが原因。デスクワーカーはこまめに運動を。

肩や首のこりの代表的な原因は、運動不足による血の巡りの悪さ。

「中医学には血の巡りが悪くなることで起こる痛みを“不通即痛”といいます。とくに朝から夕方までパソコン作業をしている人は目への負担が大きく、さらに血を消耗するので、血流の悪化に拍車がかかります」

対処法としてはスマホやテレビなど目を使う時間を減らし、隙間時間にカラダを動かすこと。

「パソコン作業をしている人は1時間に1回立ち上がって深呼吸をしたり肩を回すなどの運動を。血流を促す食材を取り入れることも、もちろんおすすめ」

“納豆&らっきょう”で血流の滞りをリセット。

stiff shoulder

納豆や小豆、黒豆などの豆類、らっきょうや玉ねぎなどのユリ科の野菜は血流を促す代表的な食材。調理いらずの納豆やらっきょうは冷蔵庫に常備しておくと重宝。

旬を迎える“菜の花”も強い味方に。

stiff shoulder

今が旬の菜の花も血流障害の改善を手助けしてくれる食材。葉野菜では小松菜やニラなどもおすすめ。おひたしなどの副菜として食卓にのせてみて。

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お助けアクション例

座りっぱなしは厳禁。肩まわりのストレッチを。
腕1本の重さは3~4kg。一日ぶら下げたままでは肩や首の筋肉は緊張しっぱなし。こりの症状が出ても当然。

「肩や腕を回すことが有効です。手の指を肩につけて肘がカラダの一番遠いところを通るように回しましょう」

さくらい・だいすけ 国際中医専門員。『体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(小社刊)など著書多数。養生法などをつぶやくツイッターも人気(@PandaKanpo)。

※『anan』2020年3月25日号より。イラスト・原田桃子 取材、文・石飛カノ

(by anan編集部)

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