かわむら あみり

絶対ムリ! 約1000人の男性と婚活した女性が出会った「恋人にしたくない男性」3選

2022.1.5
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第96回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その32をお届けします。

1. 故郷暮らし前提の男 

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【結婚引き寄せ隊】vol. 96

それは婚活サイトで知り合った男性と初めて会う約束をしたときのこと。サイトに掲載されていた自己紹介欄には、年齢や職業、出身地、趣味といったリストがありました。その男性は、地方出身のサラリーマンで、大学卒業後に入社した会社で20年近く働いている真面目そうなタイプでした。

事前に何度かメールでやりとりした後に、実際に都心のカフェで会うことになり、その男性はサイトで見ている通りの堅実そうな印象を受けてひと安心。というのも、サイトに掲載されていた写真と実物が全然違うことがあるので、このときはそのままの雰囲気の男性でした。

結婚相手なら真面目な人がいいなと思っていたので、普段の様子から将来のことまで、初対面ながら順調に話が進んでいきました。そのうち子どもの頃の話になると「◯◯って行ったことありますか?」と、その男性が生まれ育った地方について質問され、「両親が向こうに住んでいて僕は長男だから帰るつもりなんです」と、突然切り出してきました。

帰省という意味で、お休みなどに帰るのかと思いきや、「結婚したら故郷で暮らしたいのでいいですよね?」と、なかなかに重大な決断が要ることをサラッと聞いてきます。相手の男性の故郷についていくなんてまったく考えていなかった私は、「それはちょっと難しいかもしれません」と正直に答えると、無言になる男性。

その後は、それまでの順調な会話がウソのように、とってつけたような世間話をちらっとしただけで、解散することになりました。どうやらその男性は、一緒に故郷で暮らす女性を探していたようで、ガッカリした様子。いやいやいや、だったら、手間もかかるんだから、最初からサイトに明記しておいてくれたらお互い無駄骨折らずに済んだのに。まあ、最初から書いてしまうと会える人が狭まるからなんだろうけど、なんとも消耗した1日なのでした。

2. 半ズボンの男 

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それは20代から40代まで、幅広い世代が集まる飲み会に参加したときのこと。店内には大きめのテーブルがいくつかある程度のこぢんまりとした洋風居酒屋に集まって、わいわいと和やかに食事やお酒を楽しんでいました。

奥のほうの席に座っていた短髪にソフトマッチョな外見で、いかにもスポーツマンタイプの男性は、ニコニコ笑顔を振りまいていて、そのテーブルのムードメーカーといったところ。その男性がトイレで席を立つときに気づいたら、真冬なのに半ズボン姿だったのが印象的でした。

飲み会ではとくに出会い探しの場ではなかったものの、同じテーブルについた男女ともに、自然と仲良くなっていく感じでその飲み会の後日、同じ参加者でまた飲み会があるという知らせが。仕事終わりに急いで行くと、お店の前でばったり、そのスポーツマンタイプの男性と遭遇しました。

もはや安定の半ズボン姿で、「ここに来るまで何駅分か走ってきた」というその男性。その日の飲み会も楽しく過ぎたけれど、とりあえず恋につながりそうな出会いはなく知り合いが増えただけでした。ですが、知り合いが増えたらそこからまた紹介の話などにつながる場合もあるので、今後に期待しようと思ったのでした。

3. 肩が白い男 

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それは婚活パーティに参加したときのこと。おもに30代の男女が集まるそのパーティでは、決まった時間設定があるというよりも、フリータイムを何度か行って自力で交流するというスタイルで、とりあえず近くで目にした輪の中に入りました。

男女5、6人が輪になったその場所では、飲み物を片手に、ざっくばらんに自己紹介がスタート。ひとりずつが話しているときに、ちょいちょい合いの手のようなものを入れる、スーツ姿の男性が笑顔で好印象でした。

最初は気づかなかったのですが、しばらくしてから、スーツ姿の男性の肩がなんだか白いものが見えて、なんだろう? と凝視。ただ、あまり見すぎても気があると思われてもなんだし、とチラチラその男性の方を盗み見していました。

なぜかその男性の横にいた女性が、右、左と、続いて「では〜」と別のグループへと移動していったので、どうせ空いているからと男性の横に行くと……。遠くから見ると、その男性の方に白いものが見えている気がして、糸くずでも落ちているのかと思ったら、なんと白いフケが肩にびっしり。

至近距離でフケを確認してしまい、ムリ……と思ってすぐその場を離れたのでした。身だしなみは気をつけたつもりでも、どうしようもないときって、ありますよね。もしかしたら、体質の問題を抱えていたのかもしれません。でも、それなら目立たない色の服を着てくればいいだけで、初対面の相手と会う席では、なるべくきれいにしていきたいものです。

婚活していると、さまざまなタイプの男性に出会うことがありますが、くれぐれも、みなさんもお気をつけて、運命の恋をつかんでくださいね!

文・かわむらあみり

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