別れて正解でした… 女性が忘れられない「別れ話で言われたドン引きセリフ」3つ

文・並木まき — 2023.9.4
別れ話でドン引きするセリフを言われると、付き合ってきた過去すら後悔したくなるでしょう。女性たちが「別れて正解だった」と思ったほどのドン引きセリフを、元議員であり女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。

1:「俺の妻には向いていない」

「自称ハイスペな彼と付き合っていたんですが、実際に付き合ってみたらそこまでハイスペじゃなかったパターンでした(苦笑)。
彼は浪費癖がすごくて、貯金をせずに稼いだお金は全部使ってしまうタイプ。浪費家な人と結婚すると、お金の面で苦労しそうだなと思ったので、7か月くらい付き合ったあとに私から別れ話をしたんです。
すると彼は、『君は俺みたいな男の妻には向いていない。賢明な判断だよ』と、上から目線で言ってきたんです!
すでにその時点で彼への気持ちは冷めていたので、このセリフを言われても怒りをぶつけたりはしませんでしたが、内心は『あなたはそこまでハイスペじゃないし、貯金をしないから生活が派手に見えるだけでしょ!』と思ってドン引きでした…」(32歳女性/役員秘書)

ハイスぺを自称している時点でイタいですが、浪費により愛想をつかされた彼の捨てゼリフ。負け惜しみ感がヒシヒシと出ていますね。

2:「母親も気に入っていなかったみたい」

「別れ話のときに『僕の母親も君のことは気に入っていなかったみたい』と言われたことがあります。付き合っているときにはマザコンっぽい感じはなかったのに、いきなり母親の話をされてドン引きしましたね。
その人とはちょっとだけ結婚も考えていたので、彼のお母様にも2回だけ会ったことがありました。会ったときには『母も君のことが気に入ったみたい』と言っていたくせに、なぜ別れ話のときには真逆のことを言ってきたのかわかりません。
別れ話で急に親のことを出してくるような人は親離れできていない感じもして、別れて正解だったと思っています」(34歳女性/アパレル)

交際中と別れ話のときで真逆のことを言われれば、どちらが本当だったのかわからなくなりますよね。悔しまぎれのセリフでしょうが、二人の別れ話に母親の話題を出してくるあたりに、マザコン臭を感じざるをえません。

3:「君の友人とも付き合っていたことがある」

「女性との遊びが激しいタイプの男性と付き合っていたことがあります。付き合っているときもいろんな女性との浮気疑惑があり、そんな毎日に疲れて私から別れを切り出しました。
彼は私から別れ話をされて悔しそうな感じでしたが、最後に『実は、君の友人とも付き合っていたことがあるんだよね~』とヘラヘラしながら言われてドン引き…。しかも、名前が出た女性は確かに知り合いでしたが、苦手なタイプで距離を置いていた人だったので、さらに引いてしまいました。
その男性とは半年くらい付き合ったのですが、まさか私の知っている女性とも深い関係だったなんて思ってもいなかったですし、知っていたらそもそも付き合わなかったと思います。
すごく嫌な気持ちだけが残ってしまい、『わざわざ別れるときに教えてくれなくてもいいよ!』と怒りがわいてきましたね」(31歳女性/マスコミ)

自分の知っている人が元カノだったと知れば、それなりにショックを受けるでしょう。別れるまで教えてくれなかったあたりに、あえて黙っていた意地の悪さも見受けられます。

別れ際にはその人の本性が出ることもあります。悪い意味で忘れられなくなるほどドン引きなセリフを口にするような男性とは、別れて大正解でしょう。
©Dean Drobot/shutterstock ©wavebreakmedia/shutterstock