“私たちの7年間はなんだったの…” 彼を信じて「7年もプロポーズを待った」の女性の末路

文・塚田牧夫 — 2021.6.6
「交際ゼロ日婚」という言葉も耳にするようになりましたが、付き合ってすぐの結婚には不安を感じる人もいるかもしれませんね。しかし、長く付き合ったからといって幸せな未来が待っているとは言えないようです。芙由香さん(仮名・30歳)は彼と7年間交際したものの、結婚には至らなかったそう。今回はそんな芙由香さんの話を教えてもらいました。

就職活動を終えて交際へ

「タケトさん(仮名)とは同じ大学の同期でした。共通の友人を介して知り合い、たまにみんなで遊んだり飲みに行く仲でした。

4年生になり就職の内定が出て、ようやく就職活動から解放されたころ。彼と急速に親しくなり交際に至りました。

そこから順調に付き合っていたんですが、就職して2年目のときにいったん別れを経験します。それは私が悪いんですが……」

1度の別れを経て

「取引先との飲み会があったんですね。その帰りです。家が同じ方向ということで、以前から面識のあった男性と途中まで一緒に帰っていました。すると、その男性は手をつないできたんです。そして、帰り際にはキスをされました。

かなり強引な男性でしたね。ただ、私は今までそんなことをされた経験がなかったので、舞い上がってしまったんです。どうしても感情を抑えられず、連絡を取ってたまに遊ぶようになりました。

そこでタケトさんには申し訳ないと思い、“好きな人ができた”と告げてそのときは別れたんです」

「幸せにする」と言ってくれた彼に

「でも、その1か月後にはタケトさんから“やり直したい”という連絡が来たんです。それからというもの、毎日のように彼は私の家の最寄り駅で、私を待つようになったんです。いつも5分ほど話をして別れていました。

その取引先の人とはまだ関係が続いていたものの、一向に私と付き合う気は見られませんでした。後から分かったことですが、その男性はただの遊び人だったんです。そんな話をタケトさんにしたら、“俺が絶対に幸せにする”と言われ……。

私としては、それはプロポーズだと思ったんです。本気で私のことを愛してくれるのは彼だと思い、ヨリを戻すことにしました。それから彼は以前よりもすごく私に優しくしてくれましたし、私も彼に尽くしてきたつもりでした」

プロポーズだと思っていた言葉が…

「それから4年の月日が経ち、交際7年目を迎えました。私も30歳という年齢が近づき、結婚を本気で考え始めたころでした。そんなとき、1週間ほどタケトさんと連絡が取れなくなったんです。なんとなく嫌な予感はしました。

すると突然、電話がかかってきて“好きな人ができた”と……。耳を疑いましたよね。私は思わず、“幸せにするって言ってくれたじゃん”と伝えたんです。すると彼が、“幸せじゃなかった?”って。

その瞬間、彼のなかの“幸せ”に結婚は含まれていなかったことを悟りました。確かに彼と過ごした時間は幸せでした。彼を責めることはできません」

7年間交際したのちに別れた女性の体験談をご紹介しました。

言葉を発する側と受け取る側とでは、解釈が違ってくる場合もあります。彼もきっと彼女の気持ちを引き寄せるために、強めに言ってしまったところもあるのでしょう。よりを戻した段階で彼と結婚について認識をすり合わせられていたら、結末は変わっていたのかもしれませんね。

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