結婚しないほうがいいんじゃない…? 内心ドン引きした「友だちのパートナー」4選

文・塚田牧夫 — 2023.8.17
友人からパートナーを紹介されたり、恋愛相談を受けたりすることもあるでしょう。しかし、傍から見ると「その人と付き合っていて大丈夫?」「別れたほうがいいのでは…」と心配になってしまうケースもあります。今回は、内心ドン引きした「友だちのパートナー」というテーマで男女に話を聞いてみました。

食の好みが偏りすぎている

「友だちに彼女ができたらしく、二人でドライブに行った話を聞かせてもらいました。ドライブ中にお腹が空いてきたので、何を食べたいか彼女に尋ねると、”なんでもいい”とのこと。そこで友だちは、メニューの豊富な食べ放題の店に入ったらしいんです。
しかし、いろいろなメニューがあるにもかかわらず、彼女は“味が苦手”“この食材は食べられない”と言い出してほとんど手をつけなかったそう。それで友だちも自分の好きなものを食べにくくなり、満腹にならなかったようです。
食の好みが極端に偏っている相手と付き合うと、どうしても気を使いますよね。食事は毎日するものなので、もし結婚したら大変だろうなと思いました」レイジ(仮名)/29歳

食の好みの違いは、一緒に暮らすうえで弊害をもたらす場合があります。結婚したときに争いの種になり、大きな問題に発展するかもしれません。

SNSのコメントを禁止する

「私の友だちは、おいしそうな料理やオシャレな場所などの写真をSNSによく投稿しているんです。私もSNSをしているので、友だちの投稿にコメントを残したり、反対に友だちからコメントが届いたりと、SNSでのやりとりを楽しんでいました。
でも、いつからかコメントがなくなったんです。何かあったのかなと思って友だちに聞くと、“実は彼氏にコメントを禁止されているんだ”と教えてくれました。“そんなところで他人とやりとりをするな”と言われ、コメントがNGになったそうです。せっかくの趣味を制限されてかわいそうでしたね」ユウリ(仮名)/27歳

彼から趣味に口出しされ、理不尽なルールを強いられているようです。相手が自分の趣味などを尊重してくれない場合、付き合いを続けるほど制限されることが増え、次第に息苦しくなってしまうでしょう。

毎日決まった時間にビデオ通話

「先日、友だち数人と飲みに行ったときのこと。夜の11時ごろに友だちの一人が席を外し、20分くらい戻ってきませんでした。
ようやく戻ってきたので、何をしていたのか尋ねると、“彼女とビデオ通話していた”と。なんでも、毎日決まった時間にビデオ通話をしないと彼女が怒るそうです。しかも、LINEも電話もダメで、必ず顔が見えるビデオ通話じゃないと納得してくれないんだとか。
友だちは彼女との結婚も考えていたようですが、その場にいた全員から“その彼女と結婚して大丈夫か?”と言われていました」ジン(仮名)/29歳

彼女に束縛を受けている状態ですね。彼のほうがストレスを感じていないのなら問題ないのかもしれませんが、結婚したら、ますます身動きが取れなくなる可能性もあるでしょう。

すぐに仕事を辞める

「友人が赤ちゃんを産んだので、お祝いがてら家に会いにいきました。赤ちゃんが大人しく眠っているあいだ、しばらく二人で話していると、急に友人の夫が帰ってきたんです。
友人は“どうしたの?”と驚いていましたが、すぐに“また仕事辞めちゃったの?”と怒り始めて…。赤ちゃんもいるのに、これからこの家庭は大丈夫なのかととても心配になりました」ユカリ(仮名)/30歳

子どもが生まれれば、家族の将来をふまえてキャリアプランを考える人が多いでしょう。子どもが生まれたばかりの状況であるにもかかわらず、勢いですぐに仕事を辞めてしまう人がパートナーでは、先行きが不安になるのも無理はありません。

“内心ドン引きした友だちのパートナー”をご紹介しました。
当事者同士では、どうしても気付きにくい部分もあります。不幸のもととなるようなおかしな点に気付いたのなら、友人に伝えてあげるべきかもしれませんね。

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