好きな男性にドン引きされました… 逆効果になった「NGアプローチ」とは

文・山田周平 — 2024.2.26
気になる男性がいるとき、黙って待っているだけではなかなか距離は縮まらないので、自分からアプローチをすることがとても大事。とはいえ、間違ったアプローチをしてしまうと、逆に嫌われることもあるでしょう。そこで今回は、逆効果になってしまうアプローチについて紹介します。

どこにでもついていく

「会社の先輩女性に好意を持たれていたとき、常に近くにいられたのが、かなり困りましたね。一緒に帰ろうとしたり、飲み会でもずっと隣をキープしたりと、とにかくそばにいようとするんです。
執拗にランチにも誘われるし、喫煙所に行くときも絶対についてくるし…。もうその先輩の顔を見るのも嫌になっていました」(20代・男性・営業)

好きな人に対しては、少しでも一緒にいる時間を増やしたくなるでしょう。しかし、本当にどこへでもついていこうとすると、ただただうっとうしく思われてしまうことも。接触時間を増やすのは大事なことではありますが、度が過ぎると迷惑行為にしかならないので注意が必要です。

SNSですぐにコメントをする

「ある男性に片思いしていたとき、彼のSNSを常にチェックするようにしていました。とにかく少しでも距離を縮めたかったので、彼が投稿するたびに、すぐにいいねをしてコメントを書き込んでいたんです。
すると、ある日突然ブロックされちゃって…。そこから完全に避けられるようになり、まったく相手にしてもらえなくなりました」(20代・女性・美容関係)

SNSを通じて距離を縮めるというのは、アプローチとしてよくある手でしょう。コメントを交わすことで仲良くなっていくケースもありますが、毎回すぐにコメントしていると、重たいと感じられてしまう可能性も。SNSを通じて監視されているような気持ちにもなるかもしれません。

いきなり家にプレゼントを送る

「何度か飲んだことがある女性から、いきなり自宅にプレゼントが届いたことがあります。中を見たら、僕がほしいと思っていた限定スニーカーでした。ですが、そのスニーカーがほしかったことは言っていないので、どこから聞きつけたのか謎でしたね。
一緒にラブレターのようなものも入っていたんですが、怖すぎてドン引きしてしまいました」(20代・男性・金融関係)

そこまで親しくもない人からいきなり家にプレゼントが届くと、困惑せずにはいられないはず。しかも、それが高価なものやなかなか手に入らないものであったら、気軽にもらうこともできないうえに、重さや怖さも感じることでしょう。プレゼントをあげて喜ばせたい気持ちはわかりますが、二人の関係性なども考えて行動をしないと、逆に距離を置かれることになりかねません。

外堀から埋めようとする

「仕事で知り合って仲良くなった女性に告白されましたが、恋愛対象としては見れなかったのでお断りしたんです。その後も、たまに複数人で一緒に飲んだりはしていたものの、僕からは必要以上に近づかないようにしていました。
それなのに、ある日SNSを見ていると、その女性が僕の母親とSNSでつながっていて、親しげにコメントのやりとりをしていたんです。あろうことか、勝手に一人で僕の実家に行ったりもしていて…。迷惑ですし、さすがに腹が立ったので、知り合いを通じてきつく注意してもらいました」(30代・男性・自営業)

外堀から固めていくようなやり方は、相手に不快感を与えてしまう危険性が大。相手の家族や友人、会社の同僚などをどんどん巻き込んでいくのは、ドン引きされやすい行動の典型と言えます。好意を持つどころか警戒心しか抱かなくなるでしょう。

相手がどのように感じるのかを考えて行動しないと、嫌われてしまう可能性があります。好きすぎるからといって暴走すると引かれてしまうだけなので、独りよがりなアプローチにならないように気をつけてくださいね。
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